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『ブレイキング・バッド』亀に生首を載せられた “トルトゥーガ” の素顔に迫る!! 武装強盗などの罪で11年間ムショを出入りしていたヤバい経歴の持ち主!

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breaking bad tortuga

真面目な高校教師が、高純度ドラッグ精製という危険なサイドビジネスに手を染める異色ドラマ『ブレイキング・バッド』。そんな内容だけに、第1話からノンストップで爆走しっ放しで、衝撃的なシーンもテンコ盛り!! 

なかでも忘れらないのが、ウォルターの相棒ジェシーが浴槽でフッ化水素酸を使って死体を溶かしたら、浴槽と床が溶けて家の2階の底が抜けてしまうシーン。そして、麻薬取締局の情報提供者トルトゥーガの生首を載せたカメが爆発するシーンを見た時は、“このドラマ、マジで型破りだ!!” と大興奮したものだ。

そこで今回は、亀に生首を載せられてしまったトルトゥーガ役を演じた、ダニー・トレホの素顔を暴いてみたい。彼の背景をリサーチしたところ、ワクワクするほどヤバい経歴の持ち主であることが分かった。

・武装強盗などの罪で11年間ムショを出入り!!

とにかく、見るからに堅気な人生からは程遠そうな風貌のダニーは、見た目そのままの人生を歩んできたようなのだ。

子供の頃から薬物依存症だった彼は、武装強盗と麻薬がらみの犯罪を犯して、11年間も刑務所を出入りする生活を送っていた。だが、犯罪者ながらも服役中にボクシングに打ち込み、ライト級とウェルター級のタイトルを獲得する努力家の一面も覗かせている。

・麻薬依存者自助プログラムでの出会いが人生の転機に!

ダニーは出所後、薬物依存者が生き方を改善するために集まる自助プログラム「12ステップ」を終了。12ステップでは薬物をやりたい衝動に駆られた時、個人的に連絡してサポートしてもらう相談役のスポンサーを付けるのが決まりだ。

そして、彼のスポンサーとなる青年と出会ったことで、ダニーの人生は大きな転機を迎えることになる。

・スポンサーに会いに行ったら映画の撮影現場だった!

12ステップを終了したものの、コカインをキメたい衝動に駆られたダニーは、ある日、彼のスポンサーになってた青年に連絡を取ることに。そして彼に会いに行った場所が、1985年に公開された映画『暴走機関車』の撮影ロケ現場だったのだ。

すると、ダニーはタトゥーだらけのおっかない容姿を買われて、その場で囚人役のエキストラに決定!! ここから彼の俳優人生が始まったのである!

・偶然が偶然を呼び、いきなり俳優デビュー!!

しかも、それだけではなく偶然が偶然を呼び、なんと本作の脚本家が、ダニーと同じムショで同時期に服役していたことが判明。ダニーのボクシング能力を思い出した脚本家が、撮影のボクシングシーンに備えて俳優をトレーニングしてほしいと、ダニーにトレイナーの仕事をオファー。

出演俳優のエリック・ロバーツをトレーニングするダニーの仕事ぶりを見た、アンドレイ・コンチャロフスキー監督が彼をいたく気に入り、エリック扮するバックの敵役に大抜擢!! こうしてダニーはただのエキストラではなく、いきなり本作で俳優デビューを飾ることになったのだ。

今までの転落人生が、たった1本の電話で一変してしまうとは、人生ってオモシロいなと思ってしまう瞬間だ。

・大ヒット映画で堂々の主役に!

身長167センチでラテン系のダニーの体はタトゥーだらけで、一般的にハリウッドで主役をはれる俳優とはかけ離れたルックスである。よって囚人や悪役、ギャングなどを演じることが多いが、アメリカで大ヒットした映画『マチェーテ』と『マチェーテ・キルズ』では堂々の主役に!! 

そして俳優としてだけではなく、人気アニメ『キング・オブ・ザ・ヒル』ではエンリケ役で出演し、声優としても活躍の幅を広げている。

以前にインタビューで、“『ブレイキング・バッド』で使用された生首はおみやげにもらえたの?” と聞かれたダニーは、「もらえたら、ランプの上にでも載っけるかな」と答えている。2015年にかけて、ダニーの出演作品は25本も待機中。ラテン系の名悪役として、これからも彼の活躍ぶりをスクリーンで目にすることが多くなりそうだ。

参照元:IMDbAMC(英語)
執筆:Nekolas
イラスト: マミヤ狂四郎
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【海外ドラマ】『ブレイキング・バッド』会社を乗っ取った “エリオット” の素顔に迫る!! 会社名「グレイマター」はウォルターとエリオットの名前に由来

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Breaking Bad eliot BLACK

今まで、人の道から外れることなく生きてきた真面目な化学教師ウォルター・ホワイト。末期癌(がん)を宣告された彼が愛する家族に財産を残すため、一念発起して高純度ドラッグの密造に乗り出し裏世界で伸し上がる本作は、男のプライドを賭けた物語とも言える。

大学卒業後、親友エリオットと「グレイマター社」を設立するものの、個人的な理由で5000ドル(約60万円)のために会社の権利を売ったウォルター。その後、ウォルターの研究成果を基に急成長を遂げた会社は莫大な利益を生み出し、エリオットはノーベル化学賞を受賞。さらにウォルターの元恋人グレッチェンと結婚したエリオットに対して、彼は劣等感を拭い切れないでいた。

そこで今回は、ウォルターの男のプライドを揺さぶり続けた元親友エリオット・シュワルツを演じたアダム・ゴドリーの素顔に迫ってみることにした。

・アメリカの医療費の高さはハンパない!!

いきなりアメリカ文化の豆知識になるが、日本のように国民健康保険が存在しないアメリカでは、個人で保険に入っていても治療代や薬代がカバーされないこともしばしば。しかも医療費が莫大なため、大病や大怪我をしたら治療費が払えずに、借金まみれになったり自己破産する人が後を経たないという現実がある。

ウォルターの治療費は約17万ドル(約2000万円)と膨大な額だったが、米医療制度のしくみが、本作の破天荒なストーリーを生み出したと言えなくもない。

・男のプライドを木っ端微塵に打ち砕いた元親友

末期癌を宣告され余命いくばもないと分かったウォルターだが、高校教師の給料ではとても高額の治療費を払え切れない。そこで、麻薬精製に手を染めて一攫千金を狙うことになるわけだが、家族に金の出所は言えないため、「エリオットに治療費を出してもらう」と妻スカイラーに伝えるウォルター。

自分が命を危険にさらしてまで手にした金を、会社と元恋人を取られた男の手柄にされるとは、男のプライドは木っ端微塵のズダボロ状態だった違いない。ウォルターのエリオットに対する劣等感と確執、男のプライドは、全編を通して根底に流れる大きな要素となっていた。

それだけにエリオットやグレイマター社が会話に上ることが多く、登場回数が多そうに思えるエリオットだが、実際の出演回数はたった3話と意外に少ない。

・グレイマター社はエリオットとウォルターの名前に由来

以前、ウォルターの相棒ジェシーの恋人でゲロ死したジェーンについて取り上げた際、本作では “色” が登場人物の名前に使われていることを指摘した。

ウォルターの名字はホワイトでジェシーはピンクマン、そしてスカイラーは青、そしてエリオットの名字 “シュワルツ” はドイツ語で黒を意味する。ということは、二人が設立した会社「グレイマター」は、ウォルターのホワイトとエリオットの黒を混ぜ合わせた名前ということになる。色を使った絶妙な小技の効かせ方が、なんとも秀逸である。

・元々は演劇畑出身の実力派!

一見したところ真面目で人当たりが良さそうだが、親友の画期的な研究を基に成功し恋人まで奪ってしまったエリオットは、いわゆる “紳士的な偽善者”。この手のタイプを嫌味気なしに、かつ “コイツなんだか気に食わない!” と思わせるエリオット像を巧妙に作り出したアダムは、演劇畑の出身だ。

今までに数多くの演劇賞にノミネートされ受賞歴も多い彼は、生の舞台で演技力を培ってきた本格派の実力派俳優である。悪女なキャリアウーマン、リディア役を演じたローラ・フレイザーと同じくイギリス人の彼は、本作で完璧なアメリカ訛りの英語を披露している。

・最後の撮影ロケはエリオットとグレッチェンのシーン

シリーズ最後の撮影ロケとなったのは、シーズン5の第15話でノーベル賞を受賞したエリオットとグレッチェンが、ニュース番組のインタビューに登場するシーン。ちなみに、ドラマの冒頭で使用されている『ブレイキング・バッド』のテーマソングが、最初の最後まで流れたのはこのエピソードだけである。

そして、皮肉にもウォルターは、最後の頼みをエリオットに託すこととなる。犯罪に手を染め、父親のせいで叔父ハンクが死んだことを知った息子ジュニアから絶縁されてしまったウォルターに、残された手段はただひとつ。息子が18歳になったら信託金として、ウォルターの10億円近くに上るドラッグマネーをエリオットからジュニアに渡すよう頼むしかなかったのだ。

男のプライドよりも家族への愛を貫いたウォルターの行動は、常に善と悪の “グレイ” な領域をさまよっていた。そんな彼の壮絶な生き方が、「グレイマター」という会社名に象徴されているような気がする。

参照元:IMDbBreaking Bad Wiki(英語)
執筆:Nekolas
イラスト: マミヤ狂四郎
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【海外ドラマ】『ブレイキング・バッド』オタクな化学者 “ゲイル” の素顔に迫る!! 奥様は超年下の美女! 歌える彼のためにカラオケシーンが用意された

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温厚で気弱な化学教師ウォルター・ホワイトが、化学の知識を活かして高純度スーパードラッグ “ブルー・メス” を生み出し、裏世界で伸し上がっていく姿が描かれる『ブレイキング・バッド』。それだけに化学ネタが満載の本作では、麻薬取引やギャングのドンパチといったアクションやバイオレンスのほかに、オタク要素も重要な役割を担っている。

そんなオタク部門を代表するのが、ウォルターの助手としてブルー・メス精製を学ぶゲイル・ベティカーだ。そこで今回は、オタクで心優しいゲイルを演じたデヴィッド・コスタビルに注目してみることにした。

・マフィアのボスの奨学金がきっかけで麻薬の世界へ

そもそも、典型的な化学オタクで心優しいゲイルが、なぜ麻薬の世界に足を踏み入れたのか説明したい。表向きは成功した実業家のマフィアのボス、ガス・フリングが設立した大学の奨学金で、ゲイルが学位を取ったつながりでウォルターの助手となる。

ガスの真の狙いは、ゲイルにウォルターの麻薬精製の技術を習得させた後、ウォルターを始末してゲイルにメス精製所を引き継がせることだったのだ。

・オタク度が炸裂した自宅がファンの間で話題に!

ガスの魂胆に気づいたウォルターは、我が身を救うためにゲイルの息の根を止めることに。だが、ガスの手下に拉致されてしまったウォルターの代わりに、相棒ジェシーがゲイルを始末するハメに……。

そして、ゲイルを殺害するためにジェシーが彼の自宅へ向かうのだが、ゲイルのあまりにもオタク度満載でエキセントリックな部屋が、ファンの間で大きな話題を呼んでいたのである!

・舞台デザインチームの仕事ぶりに思わず唸る

ジャガイモから発生する電力で動く時計、ホラー作家スティーヴン・キングの本に望遠鏡、ターンテーブルにバンジョー、多数のヴィンテージカメラにエキゾチックなお面の数々……。

これらが乱雑に置かれた彼の部屋を見ただけで、一発でゲイルがどういう人間が分かってしまう。彼のアパートが画面に登場してジェシーに射殺されるまでの時間は、わずか2分程度。それだけのシーンのために、言葉を使わず登場人物の人物像を完全に表現し切ってしまった舞台デザインチームの力量に、筆者は思わず唸らされてしまった。

・歌が得意なためイタリア語で歌うシーンが用意された

ジェシーに殺害される前、アパートでお茶を入れながら何やら嬉しそうにイタリア語で歌っていたゲイル。この設定は、クリエイターのヴィンス・ギリガンに「何か特技はないか?」と聞かれた際、デヴィッドが歌が得意だと答えから実現したシーンなのだとか。もともと少しイタリア語はできたものの、曲がナポリの方言で書かれていたため、少なくとも1000回は歌を練習したそう。

また、ゲイルを語るうえで外せないのが、カラオケで「Major Tom」を歌っているビデオ。ゲイルの死後、彼の所持品から出てきたカラオケビデオを、ウォルターの義弟で麻薬取締官ハンクが流してオチョくるシーンがある。英語の歌にもかかわらず、やはりデヴィッドはこの曲も数百回は練習したと語っている。これこそ役者根性と言えるだろう。

・ゲイルは死んでからの方が登場回数が多い!

オタクで真面目、心優しくて気弱なゲイルは、本作でそれ程目立つキャラではなかったが、彼が残した証拠のせいでウォルターの裏ビジネスが暴かれることとなる。

まずはゲイルが殺害された後、家宅捜索で出てきたブルー・メス精製のノウハウが書かれたノートに、ガスが経営するフライドチキンの店「ロス・パジョス・エルマーノス」のナプキン。なぜ、菜食主義者のゲイルの自宅にフライドチキン店のナプキンがあったのか、ハンクがガスを疑うきっかけとなり、さらにゲイルがウォルターに渡した詩集のせいで、ハンクにウォルターの正体がバレてしまう。

そのため、ゲイルが実際に登場したエピソード数よりも、死んでからの方が登場回数が多いという皮肉な設定になってしまった。

デヴィッドは、生年月日を公開していないので年齢不詳だが、おそらく40代半ばから後半だと思われる。2012年に彼は、エリザ・バルディという若手新進女優と結婚。彼女も年齢を公開していないが、見るからに20代半ばの美女。若い美人妻をゲットしたデヴィッドは、シリーズ終了後も映画『リンカーン』や人気ドラマ『SUITS/スーツ』に出演し、公私ともに絶好調だ。

参照元:IMDbTIMEBreaking Bad Wiki(英語)
執筆:Nekolas
イラスト: マミヤ狂四郎

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『ブレイキング・バッド』 殺し屋ブラザーズ “マルコ&レオネル” の素顔に迫る!! 実際の兄弟でホンジュラス出身 / 二人でオーディションを受けて役をゲット!

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Breaking Bad Marco Salamanca2

“血は水よりも濃い” とはよく言ったもので、血と血の結びつきは決してあなどれない。個性的かつ過激なキャラクターがオンパレードで登場する衝撃作『ブレイキング・バッド』のなかでも、特に異彩を放っていたのがサラマンカ家の人々である。

以前、ベル鳴らしのおじいちゃんことヘクターと、彼の甥で「エイッ!! トゥァー! タイッ! タイッ! Yeah!!」と叫んでヤクをキメるトゥコを紹介した。この二人だけでもお腹イッパイになりそうだが、これで終わらないのがサラマンカ・ファミリーの凄いところである。

そこで今回は、トゥコのいとこに当たる無気味な殺し屋ブラザーズ、マルコ&レオネル兄弟を演じたルイス&ダニエル・モンカダの素顔に迫ってみることにした。

・実際に兄弟のルイスとダニエル

マルコ&レオネルの殺し屋ブラザーズが初めてシリーズに登場した時、筆者は「ヒスパニック系のターミネーター」としか形容できないと思った。シャークスキンのスーツに、先が尖ったカウボーイブーツの先には銀製のドクロを装着、ターミネーターのごとく無口で動きもなんだかロボちっくなうえ、殺しの指令は完璧に遂行。

現代アメリカ南西部によみがえった、ターミネーターのような残忍な双子の兄弟マルコ&レオネル・サラマンカ。彼らを演じたルイス&ダニエルは実際に血の繋がった兄弟で、南米ホンジュラス出身だ。双子ではないが、見た目はソックリである。

・兄弟がゆえに役をゲット!!

そして、二人は兄弟がゆえに『ブレイキング・バッド』への出演が決定したという経緯がある。元々俳優だったルイスが、本作のオーディションを受けに行った時のこと。ソックリな兄弟がいることをキャスティングスタッフに伝えたところ、連れてくるように言われたルイス。

その翌日、演技経験がまったくなかったダニエルを引っ張って行き、兄弟揃ってオーディションに挑んだ二人は見事に合格して役をゲット!!

・順調に俳優のキャリアを積みつつあるダニエル

こうして、いきなり俳優デビューを飾ったダニエルは、撮影初日はメチャクチャ緊張したそう。だが、そんな彼も順調に俳優としてのキャリアをスタートさせ、人気テレビシリーズ多数にゲスト出演している。

・まぶたにタトゥーを彫る時、スプーンを入れたのが痛かった!

兄弟揃って全身タトゥーだらけの二人だが、ルイスはまぶたにまで “F U(Fuck Youの略)” と彫っているのだ。本作ではメイクでまぶたのタトゥーを隠していたが、主役ウォルターを演じたブライアン・クランストンに「まぶたに墨を入れるのは痛かった?」と訊ねられたのだとか。

実際のところタトゥーを彫るよりも、針が目玉に刺さらないように、まぶたの下にスプーンを入れる方が痛かったと答えたそうだ。

・ボクシングとムエタイでトレーニング

ボクシングとムエタイで鍛え抜いたルイスとダニエルは、ガタイが良くて見るからにマッチョ! 容姿がソックリなだけでなく趣味や仕事まで同じとは、周りに双子と言っても通じそうである。

本シリーズでは、ウォルターが精製するドラッグ “ブルー・メス” の青に精製時に着る黄色のジャンプスーツといい、色が効果的に使われていることは以前にも述べた。

本作で撮影監督を務めたマイケル・スロヴィスは、殺人ブラザーズが登場する外でのシーンは、濃い黄褐色のトーンで撮影することにしたと語っている。実際の物の色だけでなく、ビデオの色補正で隠し味を効かすとは、まさに職人技である。

参照元:IMDb[1][2]Breaking Bad WikiAMC(英語)
執筆:Nekolas
イラスト: マミヤ狂四郎

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『ブレイキング・バッド』麻薬カルテルのドン “エラディオ” の素顔に迫る!! キューバ出身で映画『スカーフェイス』のマニー・リベラ役だった!

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breaking bad don eladio

今まで真っ直ぐな人生を歩んできた温厚な化学教師が、末期癌(がん)を宣告されたことで “Breaking Bad(ワルになる)” してしまう海外ドラマ『ブレイキング・バッド』。月並みな映画やドラマでは、殺される登場人物のほとんどが射殺や刺殺で息絶えてしまうが、シリーズ全編の死者数が270人にも上る本作はひと味違う。

ATMマシーンで潰されたり化学薬品で溶かされてしまったりと、とにかく死に方がクリエイティブなのである。そこで今回は、表向きは実業家のマフィアのボス、ガス・フリングにプールサイドで毒殺されてしまう、麻薬カルテルのドン、エラディオ役を演じたスティーヴン・バウアーに注目してみたい。

・キューバのハバナ生まれのヒスパニック系

『ブレイキング・バッド』の舞台は、メキシコに面したニューメキシコ州アルバカーキ。しかも、主役ウォルターがドラッグの精製に手を染めて麻薬の世界で伸し上がっていくという設定なため、マフィアとドラッグカルテルとは切っても切れない縁にある。

ということは、当然ヒスパニック系俳優の存在は欠かせないわけだが、メキシカン・カルテルのドンを演じたスティーヴンもキューバ出身だ。3歳の時にキューバから米フロリダ州へ移住した彼は、大学卒業後ニューヨークへ渡り、演技学校へ通い始めて俳優を志す。

・『スカーフェイス』のマニー・リベラ役だった!!

テレビドラマの端役を経て、スティーヴンがブレイクするきっかけとなった作品は、ブライアン・デ・パルマ監督の最高傑作『スカーフェイス』だ。アル・パチーノ演じるキューバからアメリカへ渡った青年トニー・モンタナが、暗黒街のボスとなり自滅していく姿を描いた作品で、スティーヴンはトニーの相方マニー・リベラ役を演じた。

スティーヴンについてリサーチした際、正直なところ、彼がマニー役を演じていたと知って驚いた。何しろ32年前に製作された映画なので、全く現在の面影がないからである。トニーと一緒にキューバから渡米し裏世界で頭角を現すマニーの人生は、アメリカで俳優として成功した、キューバ移民のスティーヴンの人生とオーバーラップするところがある。

・ウォルターが『スカーフェイス』を見るシーンには深い意味が!?

以前、『ブレイキング・バッド』の不倫男テッドの素顔に迫った際、彼が首を折るシーンで、果物のオレンジが効果的に使われている点に触れた。映画『ゴッドファーザー』シリーズでも“暴力と死” を象徴するオレンジが数多く登場するが、どうやら『ブレイキング・バッド』の製作スタッフは、それとなくマフィア映画の最高傑作へ敬意を払っているようなのだ。

というのもシーズン5の第3話で、ウォルターと息子ジュニアがテレビで『スカーフェイス』を見る場面が登場する。テレビ画面にスティーヴン扮するマニーは映らないが、製作チームが両作のクロスオーバーを狙っていた可能性もある。そして、暗黒街で伸し上がり自滅するトニーは、ウォルターの行く末を象徴していると言えなくもない。

・スペイン語の会合シーンに隠された秘密

ドン・エラディオは豪邸のプールサイドで、ガス・フリングに酒に毒を盛られて殺害されてしまう。そのエピソードの前に登場するフラッシュバック場面で、エラディオとヘクター・サラマンカ、ガスと相棒のマックスが、同じプールサイドでスペイン語で会合するシーンがある。

しかし、4人ともスペイン語が母国語ではないため、かなりたどたどしいアメリカ訛りがキツいスペイン語を話している。よって、スペイン語を母国語とする人が見たら、かなりイタいことになっているらしい。

日本人の視聴者には分からないが、ヒスパニック系が多いアメリカでは、その点が気になるファンが結構いたのではないだろうか。そして、ドン・エラディオがらみのNGとして、ウォルターの相棒ジェシーがエラディオに紹介される時、ジェシーの顔にあるアザの形がカットごとに “B” から “O”、次に “B” へと変わるとシーンがあると指摘されている。

参照元:IMDb[1][2][3]Breaking Bad Wiki(英語)
執筆:Nekolas
イラスト: マミヤ狂四郎

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【海外ドラマ】『ブレイキング・バッド』まゆ毛がスゴい “ボグダン” の素顔に迫る!! ルーマニア出身で正真正銘の化学者 / あだ名は「まゆ毛」

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Breaking Bad Bogdan

海外ドラマにハマる理由は人それぞれだと思うが、やはり自分が日常で経験できないような出来事を、ハラハラドキドキしながら見るのが楽しいのではないかと思う。

なので、品行方正な化学教師ウォルター・ホワイトが麻薬の精製に手を染めるうちに、徐々に悪の世界に染まっていく様子を描いた『ブレイキング・バッド』は、まさに日常とはかけ離れた設定だ。だが、そんなストーリーのなかでも “あるある!” と共感したくなる人間関係が存在する。

それが、ウォルターが夜バイトしていた洗車屋のオーナー、ボグダンへの憎々しい気持ちである。誰でもそれなりの長さの人生を生きていれば、どうにも気に食わない上司と出会ったことがあるのではないだろうか。そこで今回は、ボサボサのまゆ毛がスゴかったボグダン・ウォリネッツ役を演じた、マリウス・スタンの素顔に迫ってみることにした。

・ルーマニア出身で正真正銘の化学者

マリウスという名前を聞くと、ヴィクトル・ユーゴーの大河小説『レ・ミゼラブル』に登場する青年マリウスを連想してしまう。なんとも響きのイイ名前を持つ彼は、ルーマニア出身で49歳の時にアメリカへ移住。そしてウォルターと同じく、本業は正真正銘の化学者なのである!!

ウォルターは生まれてくる第二子のために、家計の足しにしようと洗車屋のバイトを掛け持ちしているわけだが、ボグダンにコキ使われて彼のことを毛嫌いしている。教師のプライドを垣間見せるウォルターをボグダンも気に食わない様子で、実際に化学者であるマリウスが洗車屋のオーナーを演じるとは、偶然とは思えない因縁を感じる。

マリウスの経歴を知った本作のキャスティングチームが、意図的に彼を洗車屋のオーナー役に抜擢したのか聞いてみたいところだ。

・エキストラのオーディションがきっかけで役をゲット!

では、なぜ化学者のマリウスが『ブレイキング・バッド』に出演することになったのか、経緯を紹介したい。当時、本作のロケ地であるニューメキシコ州に住んでいたマリウスが、本作のパイロット版撮影エキストラの募集を耳にしたのがきっかけだった。

彼の息子と娘がオーディションに行きたがったので、アルバカーキまで出向いたところ、家族全員が合格!! そして、ボグダン役でセリフを与えられたマリウスは、シリーズが進むにつれて出演回数が増えていったのだそうだ。

・あだ名は、やっぱり “まゆ毛”

今まで演技経験がなかった点は、殺し屋ブラザーズの片割れレオネル役を演じたダニエル・モンカダと同じだ。彼は、ソックリな兄弟ルイスと一緒にオーディションを受けて合格したのだが、見た目のインパクトで彼が選ばれたのなら、マリウスも同じかもしれない。

なんといっても彼のトレードマークは、あのボッサボサのまゆ毛だ。本シリーズでも、ウォルターと妻スカイラーから “まゆ毛” とあだ名で呼ばれていたが、もしかしたらマリウスがボグダン役をゲットできたのは、ボーボーまゆ毛のおかげかもしれない。

・専門の化学者がコンサルタントとしてアドバイス

本作は、ウォルターが化学の知識をフル稼働させて、高純度ドラッグ、メタンフェタミンを精製するだけに化学ネタが満載だ。よって、「化学者のマリウスが、コンサルタントとしてアドバイスしたこともあるのでは?」と思いきや、専門の化学アドバイザーが別に雇われていたそう。

ちなみに、メタンフェタミン精製方法を視聴者が真似しないように、精製過程は一部が省略されている。

また、幼い頃から文学に夢中だったマリウスは、2013年に本国ルーマニアで詩集を出版。そして、2014年には英語翻訳版も出版されており、化学者にして俳優、詩人として多岐にわたる活躍ぶりを見せている。

参照元:IMDbelsevier connect(英語)
執筆:Nekolas
イラスト: マミヤ狂四郎

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『ブレイキング・バッド』薬品で溶かされた “エミリオ” の素顔に迫る!! 実は超有名なスタントマン! 彼が配役されたことでメキシコ系から日系の役に変更へ

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Breaking Bad Emilio Koyama

メキシコ国境に面した米ニューメキシコ州アルバカーキが舞台になっているため、海外ドラマ『ブレイキング・バッド』に出演する俳優は、ほぼ白人もしくはヒスパニック系である。そんななか、たった一人だけいたアジア系俳優が、浴槽で薬品を使って溶かされてしまうエミリオ・コヤマだ。

出演したのは2エピソードのみだが、シリーズで一番最初に殺された人物なうえ、海外ドラマ史上まれに見るグロい死体となった点では、注目に値するキャラクターである。そんなわけで今回は、エミリオを演じた日系俳優、ジョン・コヤマの素顔に迫ってみたい。

・超有名なスタントマンだった!

俳優としてスクリーンに登場する前は、スタントマンとして名を馳せていたジョン。映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』や『トワイライト』シリーズ、『300 <スリーハンドレッド> ~帝国の進撃~』といった超話題作で、スタントマン&スタントコーディネーターとして活躍している。

9歳からボクシングとカンフーを始めた彼は、『ブレイキング・バッド』のドラッグ・ディーラー役で、スタントマンとして鍛え上げた細マッチョな素晴らしい筋肉美を披露。そして、元々メキシコ系だったエミリオの役は、ジョンが配役されたことで日系の設定に書き換えられている。

・『ブレイキング・バッド』の俳優多数が『X-ファイル』出身

本シリーズのクリエイター、ヴィンス・ギリガンは、大人気SFドラマ『X-ファイル』で製作総指揮を務めていたのだが、ジョンは『X-ファイル』のエピソードにもスタントマンとしてクレジットされている。

そしてジョン以外にも、『ブレイキング・バッド』の出演俳優が数多く『X-ファイル』に出演しているのだ。そこでザザっと、どのシーズンの第何話に、どの俳優が出演しているのか以下にまとめてみた。

●ブラアン・クランストン(ウォルター・ホワイト役)-シーズン6の第2話「迷走」
●アーロン・ポール(ジェシー・ピンクマン役)-シーズン9の第5話「蝿の王」
●ディーン・ノリス(ハンク・シュレイダー役)-シーズン2の第22話「幼虫」
●レイモンド・クルス(トゥコ・サラマンカ役)-シーズン4第11話「カビ」
●ダニー・トレホ(トルトゥーガ役)-シーズン8第6話「レッドラム」

もしかしたらギリガンは、以前一緒に仕事をして印象に残っていた俳優をキャスティングした可能性もある。もし『X-ファイル』を見る機会がある人は、ぜひチェックしてみてほしい。

・エミリオの殺され方は、他の作品に影響

『ブレイキング・バッド』の全編を通して殺された人数は270人に上るが、エミリオは一番最初に殺害されて、しかも主人公ウォルターによって初めて殺された人物という点を考えたら、かなりの栄誉である。

しかも、ウォルターの相棒ジェシーが、フッ化水素酸を使ってエミリオの死体を溶かす衝撃的な方法は、他の作品にも影響を与えている。例えば、犯罪サスペンスドラマ『ブラックリスト』シーズン1の第4話「シチューメイカー」に登場する犯罪者は、化学薬品を使って遺体をシチューのようにドロドロに溶かすのだ。

このほかにも何のドラマだったか覚えていないが、遺体の始末に困った時に「ブレイキング・バッドみたいに薬品で溶かすのはどうだ!?」というセリフまで飛び出していた作品まであった。

・実際に人気科学実験番組『怪しい伝説』が検証!!

フッ化水素酸によって、エミリオの遺体と共に溶けてしまった浴槽と2階の床が抜けるシーンは、筆者が一番好きなシーンである。血や内臓が飛び散るホラーが苦手なクセに、まさかの展開にド肝を抜かれてしまった筆者は、シーズン1第2話にして『ブレイキング・バッド』が歴史に残る傑作になる予感を感じていた。

そして、この名場面が実現可能なのかどうか、実際に試したツワモノがいる。米人気科学実験番組『怪しい伝説』が、ブタの死体をフッ化水素酸で溶かして検証したのだ。その結果、死体は溶けたものの、浴槽と床は抜けなかったことが判明している。

ドラマ史上に残る名死体となったジョンの最新作は、映画『マン・オブ・スティール』の続編『Batman v Superman: Dawn of Justice』。バットマンとスーパーマンが対決するメガ・スケールのアクションヒーロー映画で、スタントマンとして出演するジョンの今後の活躍に期待したい。

参照元:IMDb[1][2]Breaking Bad WikiTHAT ERIC ALPER(英語)
執筆:Nekolas
イラスト: マミヤ狂四郎

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オリジナル記事: 『ブレイキング・バッド』薬品で溶かされた “エミリオ” の素顔に迫る!! 実は超有名なスタントマン! 彼が配役されたことでメキシコ系から日系の役に変更へ
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【急げ!】大人気海外ドラマ『ブレイキング・バッド』のフィギュアがヤバいくらいに鬼リアル! 第一弾はハイゼンベルクで本日3月3日より予約受付開始!!

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Walter White

ロケットニュース24がイチオシしまくる海外ドラマといえば、言うまでもなく『ブレイキング・バッド』である。海外ドラマ史上最高峰の言葉にウソはない! まだ見ていない人は、DVDなりHuluなりで今すぐ全話見るべきであろう。損はさせないぞ!!

そんなブレイキング・バッドの主人公、「ハイゼンベルク」ことウォルター・ホワイトのフィギュアがついに完成したとのことで、一足お先に見せてもらったのだが……これが、思わず「エイッ!! トゥァー! タイッ! タイッ! Yeah!!」とアッパー系になるほどの鬼クオリティだったので、どこよりも早くお伝えしたい。Yo Bitch!

・完全受注生産で予約受付は4月15日まで!

制作したのは香港に拠点を置く会社「threezero(スリーゼロ)」。フィギュアメーカーとしてグローバルに展開しており、日本での販売は、かの有名な「グッドスマイルカンパニー」が担っている。そんな強力タッグが本日2015年3月3日からスタートさせるのが、ブレイキング・バッド「ハイゼンベルク」フィギュアの予約販売だ。

完全なる受注生産で、予約受付は4月15日まで。この期間を逃すと、もう二度と手に入らない。なぜなら、念押しするが「完全受注生産」だからである。急げー! なお注文は、グッドスマイルカンパニーのほか、Amazonや楽天市場でもOKだ。WHITE2

・実は白ブリーフもはいている

サイズはGIジョーなどでもおなじみの1/6スケールで、全高は約30.5センチ。付属品としては、帽子にサングラス、拳銃に札束、そして「拳銃を握れるカタチになっている手」だ。洋服を脱がせることも可能であり、実は白ブリーフもはいている。

実際に間近で見てみると……これが本当にビックリするほどの鬼リアル。アップでホワイト先生の顔写真を撮ったら、本人と間違えてしまうレベルなのだ。どれだけスゴいのかは今回撮影した写真を見れば一目瞭然。誰もが納得のクオリティだ。すンごい技術!WHITE3

・独占! 製作者インタビュー

なお、今回は特別に、このハイゼンベルクフィギュアを制作した香港のデザイナー集団を統括している香港人のケルヴィン氏(46)への独占インタビューもお伝えしたい。質問者は、わたくしGO羽鳥である。どんな質問にもまじめに答えてくれたぞ!WHITE1

Q:特にこだわったところはどこですか?
A:やはり頭部ですね! 写真数枚程度では特徴を捉えられないので、版権元からのオフィシャルの素材のみならず、自分たちでリサーチした写真も沢山使って頭部の原型を作りました。

Q: シリーズ第一弾とのことですが、第二弾あたりでガス様が出たりしますか?
A: 第二弾は、大方の予想通りのあのキャラとなります!

Q: トゥコは出ますか? 出たら即買いします。
A:まだ何とも言えないですが、threezero公式ブログに注目していて下さい!

Q:ヘクターサラマンカは出ますか? もし出るとしたらベルは鳴るようにしてもらいたいです。即買いします。
A:ベルが実際に鳴るのは楽しそうですね! 前項同様、ブレイキング・バッドのフィギュア情報は随時 threezero公式ブログに載せますので、要チェックです!

Q:ブレイキング・バッドの中でケルヴィンさんが一番好きなキャラは誰ですか?
A:やはりウォルター先生、ハイゼンベルクですね。特にあの黄色い化学防護服姿が印象的で好きです!

──以上である! ちなみに価格は1万8600円(税別)。発送予定時期は2015年の8月ごろ……と、けっこう先の話だが、それまでにDVDなどで予習復習をしておこう。WHITE4

・安いDVDシリーズも発売されるぞ!

なお、約3週間後の3月25日には、これまでのブレイキング・バッドDVDよりも安価なソフトシェルシリーズ(特典映像なし)が発売される予定。各シーズンの価格は、それぞれ4743円(税別)。今からDVDを揃えようとしている人は、ちょっと様子見するのもアリかもしれない。エイッ!! トゥァー! タイッ! タイッ! Yeah!!

参考リンク:グッドスマイルカンパニーthreezero公式ブログソニー・ピクチャーズ「ブレイキング・バッドオフィシャルサイト」Amazon
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

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『ブレイキング・バッド』 “クレイジー・エイト” の素顔に迫る!! 俳優の本名が他のキャラクターの名前に使用される / 撮影では9時間も拘束状態に!

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breaking bad krazy 8

温厚で真っ直ぐな人生を歩んできた化学教師ウォルター・ホワイトが、家族のために一攫千金を狙って、高純度ドラッグ “ブルーメス” を精製する異色作『ブレイキング・バッド』。

先日、ウォルターが初めて殺害したエミリオ・コヤマについて記事を書いたが、個人的には、ウォルターが2番目に始末せざるを得なかったクエイジー・エイトの方が強く印象に残っている。彼に手をかけるまでのウォルターの葛藤とドラマが、素晴らしく描写されていたからだ。

そこで今回は、ウォルターに監禁されたうえ殺害されてしまったクレイジー・エイトを演じたマックス・アルシニエガを取り上げてみたい。

・監禁シーンでは9時間もポールに拘束されっ放しだった!

通称クレイジー・エイトことドミンゴ・モリーナはエミリオのいとこに当たり、ウォルターの相棒ジェシーが、以前に手を組んでいたドラッグディーラーだ。

ウォルターに銃を突き付け “ブルーメス” のレシピを聞き出そうとしたクレイジー・エイトは、ウォルターが作り出したホスフィンガスで被毒し意識を失う。その後、ジェシー宅の地下室に、自転車のロックでポールに首を拘束された状態で監禁されてしまうのだ。

そのシーンでは、現実感を追求したマックス自らが、撮影の間ずっとポールに拘束するよう監督に頼んだのだとか。すると製作スタッフが、一体マックスが何時間耐えられるか賭けをすることに。結果的に彼は9時間も耐え、拘束の辛さをリアルに表現することができたと語っている。

・「一番最悪な死に方をしたキャラ」の第7位にランクイン!!

何日も地下室に拘束された挙句、殺すか殺さざるべきか散々悩んだウォルターによって、自転車のロックで首を絞められて帰らぬ人となったクレイジー・エイト。そんな彼の壮絶な死に方は、「一番最悪な死に方をしたキャラはどれ?」というファン投票で、7位にランクイン!! 1位~10位まで結果が出ているので、以下にまとめてみた。

1位:ノー・ドーズ
キレ方が超ハンパないギャングのトゥコに、自動車解体所でボコボコにされて撲殺される。
2位:ゴンゾ
ノー・ドーズの相棒で、自動車解体所で上から落ちてきた車に腕を挟まれて死亡。
3位:コンボ
ジェシーのドラッグディーラー仲間。縄張り争いに巻き込まれて、10歳の少年に腹を打たれて出血死。
4位:ジェーン
ジェシーの元恋人。ヘロインの打ち過ぎで寝ている間に嘔吐し、喉に嘔吐物を詰まらせてゲロ死。
5位:トゥコ
ウォルターの義弟で麻薬取締官ハンクに追い詰められ、銃撃戦の結果、額の真ん中を撃ち抜かれる。
6位:エミリオ
ウォルターが作り出したホスフィンガスで被毒し死亡。しかも、ジェシーによってフッ化水素酸で死体をドロドロに溶かされてしまう。
7位:クレイジー・エイト
地下室に監禁されたうえ、ウォルターによって自転車のロックで絞殺される。
8位:スプージ
ジェシーの相棒スキニー・ピートからブルーメスを奪ったジャンキー。ヤクでラリったジャンキーの妻に、ATMマシーンで頭を潰されて即死。
9位:殺人ブラザーズのマルコ&レオネル
マルコはハンクによって頭をブチ抜かれて死亡し、レオネルはガスの手下でフィクサーのマイクによって、病院で毒を注射されて死亡。
10位:トルトゥーガ
麻薬取締局の情報提供者トルトゥーガは、殺人ブラザーズによって首を切られ亀の甲羅に生首を載せられてしまう。そして生首を載せた亀が爆発し、麻薬取締官数人が犠牲となる。

・マックス・アルシニエガの名前が他の役名に使用される

後にウォルターが手を組む実業家でマフィアのボス、ガス・フリングには、かつて表向きのビジネスであるフライドチキン店と裏のドラッグビジネスを築いたパートナー、マックス・アルシニエガがいた。二人はどうやら恋人同士だったようだが、そんなマックスの名前は、クレイジー・エイトを演じたマックス・アルシニエガにちなんで名付けられている。

ジェシーの恋人でゲロ死したジェーン・マーゴリスの名字は、“ベル鳴らしのおじいちゃん” こと、ヘクター・サラマンカ役を演じたマーク・マーゴリスに敬意を表して命名されたと以前書いたことがある。本作では、こういった名前で遊び心を演出しているところが、心憎いなと思う。

・パイロット版のみの出演が、さらに2話追加に

アメリカのドラマ業界は、パイロット版と呼ばれる試作品をまず製作して、テレビ放送局がゴーサインを出せばシリーズ化される仕組みとなっている。もともとクレイジー・エイトは、パイロット版にしか登場しない予定だったという。

だがシリーズ化が決定する前、パイロット版のコピーを持っていたジェシー役のアーロン・ポールが、自宅でパイロット版の試写会を開催。試写会に出向いたマックスはアーロンとすっかり仲良くなり、クレイジーエイトの出演回数を増やすべきだと話していたそう。その後、本作はAMC局によってシリーズ化が決定し、クレイジーエイトの出演がさらに2話追加されることになったのだ。

先日、『ブレイキング・バッド』の出演俳優多数が、人気SFドラマ『X-ファイル』出身であることを書いた。今まで数多くの海外ドラマを見てきたが、脇役でも話題作で鮮烈なイメージを残した俳優は、後に大作や話題作に起用されることが多いように思う。

よって、傑作『ブレイキング・バッド』で忘れがたい印象を与えたマックスも、これから俳優として大きく羽ばたいていきそうな予感がする。

参照元:YouTube、AMC[1][2]Breaking Bad Wiki(英語)
執筆:Nekolas
イラスト: マミヤ狂四郎

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オリジナル記事: 『ブレイキング・バッド』 “クレイジー・エイト” の素顔に迫る!! 俳優の本名が他のキャラクターの名前に使用される / 撮影では9時間も拘束状態に!
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『ブレイキング・バッド』三バカ大将 “コンボ” の素顔に迫る!! 今まで演技の経験が一度もなかった! ヒップホップ・レコードレーベルも持っている

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Breaking Bad Combo

余命いくばもない温厚な化学教師ウォルター・ホワイトが専門知識を駆使して、ドラッグ精製という危険なサイドビジネスに乗り出す衝撃作『ブレイキング・バッド』。

そんな、ピンと張り詰めた緊張感あふれるストーリー展開のなかで、ホッっと一息つけるお笑い部門を担当していた奴らがいる。以前、それは悪徳弁護士ソウル・グッドマンスキニー・ピートバッジャー、コンボのチンピラ三バカ大将だと紹介したが、今回は最後の一人コンボを演じたロドニー・ラッシュの素顔に迫ってみたい。

・ラップアーティストでレコードレーベルも持っている!

『ブレイキング・バッド』の撮影ロケ地となったニューメキシコ州アルバカーキを拠点に、ヒップホップ・アーティストとして活動するロドニーは「Five Star Records」というヒップホップ・レコードレーベルを持っている。自身もアーティストとして音楽を制作し、プロデュースからアルバムジャケットのデザイン、マーケティングまで手掛けてマルチな才能を発揮している。

・演技経験ゼロだったロドニーが出演に至った経緯

演技経験がまったくないミュージシャンのロドニーが、本シリーズに出演することになった経緯だが、まゆ毛親父ことボグダンを演じたマリウス・スタンの背景と非常に似ている。友人経由で、エキストラのオーディションがあることを知った彼が試しに出向いたところ、翌日には撮影に参加していたとのこと。

シーズン1では、“ポッチャリ気味のヤク常習犯” と名前すらないエキストラとして出演しいてた彼だが、シーズン2からコンボ役に昇格。コンボの名前の由来は、本人も知らされてないそうだ。

今まで本作の出演俳優をリサーチしてきて、クリエイター、ヴィンス・ギリガンの好みが見えてきたような気がする。元コメディアン俳優を多用し、「コレ!」と思う人材と出会えば彼らに演技経験がなくても、ためらわずにキャスティングするのだ。

・三バカ大将のなかでコンボが殺された理由は!?

だが、三バカ大将のなかでスキニー・ピートとバッジャーではなくコンボが殺された理由を、ピート役を演じたチャールズ・ベイカーが明かしている。彼は、いつも「三人のうち誰かが殺されるだろう」と思っていたそうだが、今まで俳優のキャリアがなかったロドニーが犠牲になってしまったと述べている。

毎回脚本を渡されるたびに、チャールズは “ピートが死ぬんじゃないか” とドキドキしながらストーリーをチェックしていたという。結局ピートとバッジャーは、殺されることなく最終話まで登場している。

・ストリップクラブのパーティーシーンは実際の友達も呼んで撮影!

シーズン3の第5話には、コンボがジェシーとピートとストリップクラブで派手に遊ぶシーンがある。その撮影にはロドニーの友達もエキストラとして呼んで、かなり楽しいロケになったと本人が語っている。

ロドニーが経営するレコードレーベルの曲のいくつかは、ウェブサイトからダウンロードされたらセールスの半分がチャリティ団体に寄付される。慈善活動にも貢献している彼が、これからエンターテイメント業界で飛躍することを願いたい。

参照元:AMCFive Star RecordsThe Hollywood Reporter(英語)
執筆:Nekolas
イラスト: マミヤ狂四郎

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【海外ドラマ】『ブレイキング・バッド』エリオットの妻 “グレッチェン” の素顔に迫る!! 本作の監督の妻でクリエイターのヴィンス・ギリガンと同級生!

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Breaking Bad Gretchen

元恋人は、何かとややこしい存在だ。“去るものは日々に疎し” で、会わなければ忘れ去ってしまうこともあるが、普段から連絡を取ったり会えてしまう環境だと、ふとしたことがきっかけで昔の想いがよみがることもある。

そんな、苦くかつ淡くもある複雑な想いを元恋人グレッチェンに抱いていたのが、『ブレイキング・バッド』の末期癌(がん)を宣告された化学教師ウォルター・ホワイトだ。以前、ウォルターとグレイマター社を設立して彼の研究を基に大富豪となり、グレッチェンと結婚したエリオットについてとり上げた。

会社と恋人を奪った元親友に、莫大な癌治療費を出してもらうよう頼みに行く状況に置かれたウォルターの心情は、察するに余りある。元恋人に対して、うだつの上がらない自分の姿は見せたくなかっただろう。そこで今回は、ウォルターと複雑な関係にあったグレッチェン役を演じたジェシカ・ヘクトにスポットライトを当ててみたい。

・『ブレイキング・バッド』の監督の妻

米ニュージャージー州生まれのジェシカが、女優を目指してロサンゼルスに引っ越したのが32歳の時。女優になるにしては遅いスタートを切った彼女は、俳優ジョージ・ウェントの子供達のベビーシッターをしながら、端役としてテレビドラマに出演するようになった。

そして、ロスに移住してから2年後、子供向けテレビチャンネル、ニコロデオンでアニメーターとして働いてたアダム・バーンスタインと結婚。のちにドラマ監督として活躍するようになったアダムは、『ブレイキング・バッド』のエピソードを8話監督している。

・ウォルターとのキスシーンで気を利かせた監督

こうして夫と一緒に仕事をすることになったジェシカだが、シーズン1のフラッシュバックシーンではウォルターとのキスシーンが用意されていた。いつもは、出演俳優のそばに待機して演技指導をするアダムだが、キスシーンでは妻を気遣って遠くに離れていたそうだ。何とも気を利く旦那様である。

・クリエイターと同級生

さらに監督が夫である以外に、クリエイターのヴィンス・ギリガンはジェシカと同じニューヨーク州立大学出身で同期なのだ。何かと『ブレイキング・バッド』の製作陣と縁がある彼女だが、演劇学科だった彼女と映画製作学科だったギリガンに面識はなかった。

・父親が物理学者のジェシカは、化学の心得がある

前出のフラッシュバックシーンで、ウォルターとジェシカが化学式を論じるシーンがある。かなり難解そうだが、ジェシカ並びに夫の父親も物理学者とうインテリ・ファミリー出身だけに、彼女は複雑な化学式もある程度は理解していたとのこと。

・グレッチェンの虚栄心が車のバンバープレートに反映

ジェシカが演じたグレッチェンは、元恋人ウォルターの助けになりたいと癌治療費を出すと申し出る。だが、どこかで「ウォルターと一緒にならずに、大富豪となったエリオットを選んで良かった」との思いが見え隠れしている感は否めない。

彼女が乗る超高級車ベントレーのナンバープレートに、「グレイマター」を意味する “GRAY-MTR” を使用しているところに、彼女の本音と虚栄心が表れているように思う。

実際にはトヨタのプリウスに乗っているというジェシカは、撮影ロケ地のアルバカーキで、ベントレーを乗り回す自分を超ウソっぽいと感じたそうだ。今までに、「ギリガンは、色や名前といった要素で遊び心を出すのがうまい」と書いたことがあるが、登場人物が乗る車にも何か意味が込められているのかもしれない。

参照元:IMDb[1][2]AMCBreaking Bad Wiki(英語)
執筆:Nekolas
イラスト: マミヤ狂四郎

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『ブレイキング・バッド』トゥコに撲殺された “ノー・ドーズ” の素顔に迫る!! 元ギャングで5歳にして殺しを目撃! 非行少年に教えを説く慈善活動に専念

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breaking bad no-doze

成功から見放され、うだつの上がらない人生を送っていた真面目な高校教師ウォルター・ホワイト。余命いくばもないこと知った彼は、一攫千金を狙って高純度ドラッグの精製に乗り出すことに! 麻薬にギャング、マフィアに銃撃戦と、今まで彼と無縁だった世界が描かれる『ブレイキング・バッド』では、死とバイオレンスが満載だ。

そんななか、ウォルターが監禁して殺さざるを得なかったドラッグディーラー、クレイジー・エイトについて記事にした際、「一番最悪な死に方をしたキャラTOP10」を紹介した。そして、トップ10の第1位に堂々とランクインしたのが、キレ方が超ハンパないギャングのトゥコにボコボコに撲殺されてしまうノー・ドーズだ。

そこで今回は、ノー・ドーズを演じたセサール・ガルシアの素顔に迫ってみることにした。

・5歳で殺しを目撃し、タフな環境で育ったセサール

米ロサンゼルス東部に位置し、メキシコ移民が多く住む、決して治安が良いとは言えない地区出身のセサール。母子家庭で育ったため自分を守ってくれる人がいなかった彼は、幼少からケンカの仕方を覚えなければいけない、タフな環境を生き抜くこととなる。

ギャングやドラッグがはびこる地域に住んでいた彼は、5歳という年齢で殺しを目撃しているのだ。

・ギャングの一員になってドン底生活を送る

生まれた時から父親がいなかったセサールは、近くにお手本となる成人男性がいなかったため、地元のギャングメンバーを慕うように。次第に荒れた生活を送るようになり、思春期を迎える前に逮捕されるほどの問題児になった彼は、その後ギャングの一員となった。

そして、アルコールと麻薬に溺れて矯正施設を出入りし、高校にも通わずドン底生活を送っていたのである。

・ひょんなことからドラマ出演し、俳優を目指すことに!

だが成人したセサールは、19歳という若さでこの世を去った兄やギャング仲間のように、ストリートでのたれ死ぬか刑務所で一生を終える人生に疑問を持ち始めていた。

ちょうど生活を一新したいと思っていた頃、ひょんなことから刑事ドラマ『ザ・シールド ~ルール無用の警察バッジ~』に出演することに。今まで俳優になりたいと思ったことなどなかった彼だが、俳優業に挑戦してみることにしたのだ。

こうして、大ヒット映画『ワイルド・スピード MAX』や人気スパイ・コメディドラマ『CHUCK/チャック』といった作品に出演するようになった彼は、順調に俳優としてのキャリアを積んでいる。

・非行少年に教えを説く慈善活動に専念

ここまでセサールの経歴を紹介してきたが、『ブレイキング・バッド』で亀に生首を載せられてしまったトルトゥーガ役を演じた、ダニー・トレホの人生とかなり酷使している。

筆者は、彼らのように這い上がって成功をつかんだ人間が大好きなのだが、やはり苦労した人間というのは強い。セサールも一歩間違えば、地元ギャングの抗争に巻き込まれて、すでに死んでいた可能性だってある。そこで彼は、少年院や治安が悪い地区を訪れ、非行少年たちに自分の経験を語って教えを説く慈善活動に専念しているのだ。

自分達と同じ環境で育ちながらも全うな人生を選択したセサールの経験談に、きっと子供達は触発されるのではないだろうか。

・ギャング以外の役をやりたい!

数多くの作品に出演するようになったセサールだが、ヒスパニック系でタトゥーだらけの体にスキンヘッドという風貌だけに、やはりギャング役が多い。そんな訳で、これからは違う役にもチャンレンジできるようにと髪を伸ばしているのだとか。

トゥコ役を演じたレイモンド・クルツは、人気犯罪捜査ドラマ『クローザー』で、トゥコとは真逆とも言える堅気なサンチェス捜査官を演じている。なのでギャング以外を演じるセサールを、スクリーンで目にする機会があるかもしれない。ちなみに彼は、『ブレイキング・バッド』の前章となるスピンオフ版『Better Call Saul』に、再びノー・ドーズ役で出演している。

参照元:YouTubeIMDb(英語)
執筆:Nekolas
イラスト: マミヤ狂四郎

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『ブレイキング・バッド』 “ゴンゾ” の素顔に迫る!! シーズンの途中でノー・ ドーズと役が入れ替わる / 俳優になる前はボディーガードや彫師をしていた

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Breaking Bad gonzo

出世から見放されたイマイチな人生を送り、末期癌を宣告されてしまった高校教師ウォルター・ホワイト。家族に遺産を残すため、化学の知識を駆使して高純度スーパードラッグを生み出した彼が、人生最後の賭けに出る異色作『ブレイキング・バッド』。

かつてないほどオリジナルなストーリーが展開する本作では、登場人物の死に方も斬新だ。ATMマシーンに頭を押し潰されたり薬品で溶かされたりされてしまうのだが、先日「一番最悪な死に方をしたキャラTOP10」で第1位に輝いたノー・ドーズを紹介した。

そこで今回は、ノー・ドーズの相棒で自動車解体所で腕を挟まれて出血死した、ゴンゾ役を演じたヘスス・ペイヤンにスポットライトを当ててみたい。

・俳優になる前はボディーガードや彫師だった

とにかくヘススを見たら、誰でも「体がデカい!!」と思うに違いない。身長193センチ&体重180キロの巨漢で、しかも両腕にはビッチリとタトゥーが刻まれている彼は、いかにも用心棒然とした風貌だ。そんな容姿を活かして、俳優になる前はナイトクラブのセキュリティーやボディーガード、彫氏としても働いていたヘスス。また、ラッパーとして音楽活動も行っている。gonzo80

・最初はノー・ドーズ役だったが途中で役が入れ替わる!

面白いことに、元々ヘススは本シリーズにノー・ドーズ役でキャスティングされていて、出演エピソード3話のうち最初の2話はノー・ドーズ役で、最後のエピソードはゴンゾとして登場するのである。gonzo150

なぜ、そんなややこしいことになってしまったのか説明しよう。ノー・ドーズは、キレ方がヤバいギャングのトゥコにボコボコにされて撲殺されてしまうのだが、後でゴンゾが彼の遺体を引きずって運ぶシーンがある。

だが、最初はゴンゾ役で最終的にノー・ドーズを演じたセサール・ガルシアは、身長173センチで細身な小柄体型。とてもではないがヘススの巨漢を引きずるのには無理があるため、急遽二人の役が入れ替わったという訳なのだ。

そして、自動車解体所でノー・ドーズの遺体を引きずっている時に、ゴンゾは上から落ちてきた車に腕を挟まれて出血死してしまう。ちなみにゴンゾの惨い死は、「一番最悪な死に方をしたキャラTOP10」で、ノー・ドーズに続いて2位にランクインしている。gonzo300

・スペイン生まれで思春期まで世界各地を点々とする生活

意外にもスペインで生まれた彼は、軍に勤める父親の仕事の関係で、14歳まで世界各地を転々とする生活を送った。ウォルターの相棒ジェシーのストリート仲間、スキニー・ピートを演じたチャールズ・ベイカーと非常に生い立ちが似ている。

また、デンマーク生まれで幼少はヨーロッパで過ごしたマフィアのボス、ガス・フリングを演じたジャンカルロ・エスポジートといい、インターナショナルな背景を持った俳優が多いのも本作の特徴のように思う。gonzo500

・ギャングの抗争に巻き込まれて重傷を負う!

アメリカに戻ってきた16歳のヘススはニュー・メキシコ州に腰を落ち着けるが、地元ギャングと関わるように。18歳の時、ギャングの抗争に巻き込まれた彼は被弾したうえ、襲い掛かってきたギャングメンバーによって脚を折られて、腰の関節を脱臼する重傷を負っている。

以前に、生首を亀の甲羅に載せられてしまうトルトゥーガを演じたダニー・トレホとセサールのバックグラウンドを紹介したが、『ブレイキング・バッド』には本作のストーリーと同じく、ヤバい人生背景を持った人が多い。

また、演技経験が全くなくても、素質があれば役に抜擢してしまうクリエイターの方針も含めて、特定の要素が『ブレイキング・バッド』カラーを生み出しているのではないかと思う。

参照元:Facebook @JESUS JRYouTubeDAILY TIMESBreaking Bad Times(英語)
執筆:Nekolas
イラスト: マミヤ狂四郎

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オリジナル記事: 『ブレイキング・バッド』 “ゴンゾ” の素顔に迫る!! シーズンの途中でノー・ ドーズと役が入れ替わる / 俳優になる前はボディーガードや彫師をしていた
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『ブレイキング・バッド』 “ヴィクター” の素顔に迫る!! 俳優デビュー作は日本映画! ロデオ一家出身だが動物アレルギーがあるためロデオを断念

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Breaking Bad victor

余命宣告された真面目な化学教師ウォルター・ホワイトが、専門知識を活かして高純度スーパードラッグを生み出し、危険なサイドビジネスに深入りしてしまう衝撃作『ブレイキング・バッド』。

先日、「一番最悪な死に方をしたキャラTOP10」を紹介して以来、ムゴい最期を遂げた登場人物を取り上げてきたが、トップ10にランクインしていないヤツがひとりいる。

それは、マフィアのボスであるガス・フリングにカッターナイフでのどをカッ切られて、大量の血を噴出して死んでしまうヴィクターだ。トップ10に選ばれなくて可哀相になったので、今回はガスの手下ヴィクターを演じたジェレマイア・ビツイにスポットライトを当ててみることにした。

・本作で一番ホラーな死に方をしたヴィクター

『ブレイキング・バッド』では、他作では見られないオリジナルな死に方が数多く登場するが、そのなかでも一番ホラーっぽい殺され方をしたのがヴィクターではないだろうか。

ガスにザックリとカッターナイフでカッ切られたヴィクターの首からは、噴水のように血が放出!! 目の前で繰り広げられたおぞましい光景にタジタジしていたウォルターと相棒ジェシーは、ヴィクターの死体をフッ化水素酸で溶かして始末させられるハメになる。

・血でパンツまでビショビショに!

そんなムゴいシーンは、ハリウッドにある特殊効果用のスタジオで撮影され、ジェレマイアの首には特殊メイク用の人工皮膚が装着された。そして、血が十分に噴き出るように動きを練習してから撮影に挑んだのだが、あまりにも血の量がスゴかったため、撮影終了時にはパンツまで血でビショビショになってしまったそうだ。

俳優のキャリアが長い彼でも、今まで経験したことがないような撮影になったと明かしている。

・最初はファストフード店のマネージャー役をオーディション!

最終的にヴィクターを演じたジェレマイアだが、表向きは実業家のガスが経営する、ファストフード店のマネージャーのオーディションを最初に受けたのだとか。

だが、役をゲットできずに退散して駐車場を歩いていると、なぜかキャスティング・スタッフが追いかけて来た。他の小さな役だが台本読みをしてみないかと声をかけられ、オーディションへ逆戻り。最初は名もないキャラクターだったが段々と役柄が大きくなり、彼はヴィクターとしてシーズン4まで登場することとなったのだ。

・動物アレルギーのためロデオを諦めることに

今でこそ俳優として活躍しているジェレマイアだが、元々はロデオ・ライダーになるつもりたっだという。アリゾナ州で生まれ育った彼の両親は、ともにロデオをしていたため、彼も家業を継ぐつもりだったそうだ。しかし、ひどい動物アレルギーを患ってるため、諦めざるを得なかったのである。

・俳優デビューは日本の映画だった!!

彼のアメリカでの俳優デビュー作は、1994年の公開映画『ナチュラル・ボーン・キラーズ』。だが本当の俳優デビュー作は、なんと日本映画だったのだ。『Mickey’s House』と英語タイトルが付けられているのだが、調べてみても監督や出演俳優が分からなかったので、申し訳ないが邦題は不明だ。

ロデオ一家だった彼の家では馬を飼っており、たまたま近くで映画撮影を行っていた日本人スタッフに、馬を借りたいとお願いされたのだそう。当時、忍者ブームで日本映画が大好きだった5歳のジェレマイアは、毎日のように撮影現場へ遊びに行っていたのだ。

すると、馬を貸すだけてなく出演まで頼まれてしまった彼は、思いがけなく俳優デビューを飾ることに! その経験が俳優を目指すきっかけになったと、彼は語っている。

もし、動物アレルギーがなければ彼が俳優になることもなく、ヴィクター役は他の俳優が演じていたことになる。今まで本シリーズの出演者の経歴を調べるうちに、「ちょっとしたことで、人生って思いもよらぬ方向へ行くものなんだな」と痛感するようになった。その時その時に訪れたチャンスを確実につかんでいこうと、改めて気が引き締まる思いである。

参照元:AMCDigital Journal(英語)
執筆:Nekolas
イラスト: マミヤ狂四郎

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オリジナル記事: 『ブレイキング・バッド』 “ヴィクター” の素顔に迫る!! 俳優デビュー作は日本映画! ロデオ一家出身だが動物アレルギーがあるためロデオを断念
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『ブレイキング・バッド』 ソウルの秘書“フランチェスカ” の素顔に迫る!! マシュマロ体型を活かしてオーディションはロカビリースタイルで挑む!

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Breaking Bad francheska

出世街道から見放されて、細々と高校で化学を教えるウォルター・ホワイト。末期癌(がん)を宣告されてしまった彼が、一攫千金を狙って危険な副業 “高純度ドラッグ:ブルーメス精製” に乗り出す型破りなドラマが、『ブレイキング・バッド』だ。

内容からして「麻薬=マフィア=麻薬取締官=弁護士」という方程式は避けようがないため、こうしてウォルターの顧問弁護士となったのが悪徳弁護士ソウル・グッドマンである。ソウルに “あのケツがたまらない!” とセクハラ発言をされながらも、淡々と仕事をこなしていた彼の秘書フランチェスカ。今回は、そんな彼女を演じたティナ・パーカーの素顔に迫ってみたい。

・マシュマロ女子がバービー体型の金髪美女に宣戦布告!

ソウルにお尻の大きさを褒められていたフランチェスカだが、決してスタイルが良いとは言えない体型だ。どちらかと言うとかなりふくよかで、くびれとは程遠いマシュマロ女子である。

シーズン2から出演した彼女は本シリーズの大ファンで、事務所からオーディションの話が舞い込んで来た時は大興奮だったのだとか。だが、その興奮も一瞬にして「オーディションには細い金髪美女ばかりが来ているんだろうな……」とマイナス思考に一転。

どうにか強豪バービー系美女達と差をつけるべく、ティナはマシュマロ体型を活かしたロカビリー風のダイナミックな衣装に身を包み、オーディションに挑んだのだ。

・結果が待ち切れずに撮影ロケ地まで飛ぶところだった!!

大きな賭けだったか “ダメならダメで大きく負けよう!!” と、テキサス州ダラスに住んでいたティナは、オーディションテープを送って結果を待った。ところが2週間以上経っても、うんともすんとも連絡が来ない。

居ても立ってもいられなくなってしまった彼女は、撮影ロケ地のニューメキシコ州アルバカーキまで行くことを思い立った。そして飛行機に乗ろうとした4時間前に、タイミングよく合格の返事を受け取ったのである。

・セクハラ発言を書き込みされても、そんなに気にしない!

劇中でボスにあたるソウルから、セクハラ発言をバシバシ言われてしまうフランチェスカだが、大人しく黙ってる彼女ではない。「今度その呼び方をしたら、そのネクタイで首を吊るわよ!!」と過激発言で反撃!

なかなか肝っ玉が据わっているが、演じるティナのFacebookにも、ソウルと似たようなセクハラ発言を書き込むユーザーがいるのだとか。普通なら、そんな呼び方は許さないフェミニストのティナだが、『ブレイキング・バッド』に関連したことなので、それほど悪い気はしないと語っている。

・新作ドラマはパイロット版でポシャる結果に

そして『ブレイキング・バッド』が終了後、状況的に製作スタッフのほとんどがジョージア州へ移り、ドラマシリーズ『Rectify』に取り掛かることとなった。その流れでティナも出演が決定したのが、残念なことに本作はパイロット版のみで、テレビネットワークからゴー・サインが出ずにポシャってしまった。

・舞台女優として大活躍!

その後も順調にテレビドラマや映画への出演を続けているが、元々は精力的に舞台で活躍してきたティナ。1993年から、ダラスにある「Kitchen Dog Theater」という劇場で50以上の舞台を踏んでいる彼女は、現在は女優としてだけでなく劇場の運営と作品の演出も手掛けている。

筆者が大好きなフランチェスカの登場場面は、ドアのガラスを割って事務所に侵入したウォルターに食ってかかるシーンだ。「あんたのせいで無職になっちゃうじゃないの!」と彼に突っかかり、ガラス代1700ドル(約20万円)を渡そうとしたウォルターに “2万5000ドル(約300万円)はいるわね” と脅迫。

本シリーズで女性の登場人物は多くないが、神経が図太くてガッツがある彼女は特にお気に入りキャラクターだった。なので、主役をソウルに据えたスピンオフ版『Better Call Saul』で、再びフランチェスカを演じてくれないかと期待している。

参照元:Breaking Bad GreeceSUNDANCE TVArt Seek(英語)
執筆:Nekolas
イラスト: マミヤ狂四郎

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『ブレイキング・バッド』ジェシーの母 “ピンクマン夫人” の素顔に迫る!! ドラッグ依存症者に助けの手を差し伸べたことがある / 田舎者訛りが抜けずに苦労!

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Breaking Bad Mrs Pinkman

余命宣告された真面目な化学教師が家族に遺産を残すため、高純度ドラッグ “ブルーメス” の精製に手を染める『ブレイキング・バッド』。そんな衝撃作の物語の軸となっているのは、ウォルターの「自分が死んだ後に家族に苦労をかけたくない!!」という深い家族愛だ。

いっぽうで、ウォルターのメス・ビジネスの相棒となるジャンキーのジェシー・ピンクマンは、高校中退後にドラッグディーラーとなり両親とは絶縁状態……。年の離れた優等生の弟に親の愛情を独り占めされ、自業自得とはいえ、ジェシーと両親の冷え切った関係には胸が痛んだ。

そこで今回は、ジェシーの母親ピンクマン夫人を演じたテス・ハーパーにスポットライトを当ててみることにした。

・ドラッグ依存者に助けの手を差し伸べた経験がある

裕福な家庭で育ったものの、素行の悪さとドラッグ依存で家を追い出されてしまったジェシー。末期癌(がん)の叔母の家に居候しながら面倒を見ていた彼は、叔母の死後もその家に住み続ける。親としては、子供がドラッグにハマり人生を踏み外してしまったら、“育て方が悪かったのだろうか” と自分を責め、どうしようもない気持ちになってしまうだろう。

実際にドラッグ依存者に助けを差し伸べたことがあるというテスは、ピンクマン夫人に共感できる点が多かったという。だが、「どんな助けを与えても本人に受け取るつもりがなければ、全てが無駄になってしまう」と経験から学んだことを語っている。

・実は依存しやすい性格

だが、そう言うテス自身が何かに依存しやすい性格だとのことで、「若い頃はドラッグを買うほど金銭的な余裕がなかったから、手を出すことはなかったからラッキーだった」とも明かしている。そして自立心が高い彼女は、ヤクにハマって自分の生活管理ができなくなることが恐かったそうだ。

・田舎の訛りが抜けずに苦労する

そんな彼女はアメリカ中西部アーカンソー州出身で、その地域の訛りは “ヒルビリー” と呼ばれている。いわゆる「生活レベルが低い田舎者」を意味する言葉で、アメリカ英語のなかでも特に訛りがキツいことで知られてる。

ゆえに、地元の田舎者訛りがナカナカ抜けずに苦労したという彼女は、その訛りを活かして、ウェスタン物や中西部が舞台の作品に数多く出演している。言ってみれば、“生粋の大阪人に筋金入りの標準語を話せ!” と強要している感じを想像してみてほしい。

・ニューヨークやロスに引っ越す勇気はなかった!

中西部で生まれ育ったテスは女優になりたかったものの、ニューヨークやロサンゼルスに引っ越す勇気がなかったという。そこで、演劇が盛んで撮影ロケ地として使用されることが多い、テキサス州ダラスへ移住。

演劇学校へ通いながらCMなどに出演するうちに、学校の先生のつてで映画『テンダー・マーシー』の製作スタッフに紹介されることに。こうして映画デビューのチャンスをつかんだ彼女は、それ以来、数多くのテレビドラマや映画に出演し続けてる。

ロサンゼルスに長いこと住んでいた筆者は、それこそ山のように俳優志望の若者と出会った。夢を追って田舎から映画の都ハリウッドを目指すわけだが、現地へ行けばどうにかなるわけではない。

渡辺謙のように世界のどこに住んでいようと、実力がある人は認められるのだと思う。もちろん運もあるだろうが、与えられたチャンスを活かすのは自分次第だ。適切な場所にいたテスは、適切なタイミングで与えれられたチャンスをつかんだのではないだろうか。

参照元:IMDbAMCOzarks Watch(英語)
執筆:Nekolas
イラスト: マミヤ狂四郎

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『ブレイキング・バッド』ウォルターがキスしようとした “美人カルメン校長” の素顔に迫る!! 撮影では本当にキス!自然化粧品会社のオーナー

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Breaking Bad Carmen

たいがいにして、女はイイ人よりもワルな男に惹かれる傾向にある。だが、真面目な高校教師ウォルター・ホワイトが家族のために一攫千金を狙い、ドラッグビジネスに足を踏み入れるドラマ『ブレイキング・バッド』は、少し例外のようだ。

というのも、タイトルの “ブレイキング・バッド” というスラングには、「道を踏み外す、ワルになる」といった意味があるのだが、中年になってから “ブレイキング・バッド” デビューを飾ったものの、ウォルターの女運はゼロ!! 妻スカイラーからは離婚を叩き付けられるは、勤務先の美人校長に迫れば思いっきり拒否られるわで、ホントに散々……。

そこで今回は、ウォルターがキスしようと迫ったカルメン校長を演じたカーメン・セラーノにスポットライトに当ててみることにした。

・もともとマーガレットいう役名がカルメンに

カルメン校長演じるカーメンの名前は、日本語データベースの情報を利用しているので表記は違うが、英語ではスペルも発音も同じである。もともと本シリーズでは、マーガレットというキャラクターが存在していたのだが、ロサンゼルスでイメージにピッタリな女優を見つけられずに、脚本家がマーガレットをストーリーから削除した。

ところがその後、ロケ先のアルバカーキに移って来た製作スタッフがカーメンと出会い、脚本にカルメン校長をストーリーに書き加えることにしたのだ。

・『ブレイキング・バッド』は、名前で化学反応を起こそうとしていた!?

カーメンの本名をそのまま役名に使用してしまう例に加え、化学薬品で溶かされてしまうドラッグディーラー、エミリオ・コヤマの本名はジョン・コヤマだ。もとはメキシコ系だったキャラクターが、ジョンが配役されたことでアジア系に変更になったのだが、どうやらジョンの名字を役名に反映させたようである。

また、エミリオのいとこのクエイジー・エイトを演じたマックス・アルシニエガの名は、マフィアのボス、ガス・フリングの公私パートナーであるマックス・アルシニエガ役にそのまま使われている。本シリーズの製作スタッフは、俳優の本名とキャラクター名を結びつけることで、何らかの化学反応を起こそうとしていたのかもしれない。

・カルメン役に縁があるカーメン

だが、カーメンの場合は劇中でも皆からカルメンと呼ばれるため、撮影中のオン&オフ場面で、混乱を来たしてしまうことが多々あったのだとか。ちなみに犯罪ドラマ『ザ・プロテクター / 狙われる証人たち』でも、彼女はカルメンという名のキャラクターを演じている。どうやら彼女は、自分と同じ名前の役に縁があるようだ。

・撮影ではウォルターとキスしちゃったカルメン校長

学校の校長にしては若くて美人すぎるカルメンは、イケてるとは言いがたい中年男ウォルターと見るからに不釣合い。それなのに何を勘違いしたか、ウォルターがカルメン校長にキスしようと迫るシーンは実に痛々しかった。筆者は “やめろ~!! 赤っ恥をかくだけだって!” と、見ていられずに目をつぶってしまったのだが、結果は思った通りに……。

「何してるの!?」と、思いっきり彼女に拒否られてしまうウォルターだったが、撮影では冗談半分で、二人は本当にキスをしたのだそうだ。舞台裏では、それほどウォルターがサムイ思いをしていなかったと知って、少しホッとしてしまった。

・自然化粧品会社のオーナーでもある

ロサンゼルスから引越してニューメキシコ州を拠点に女優として活動するカーメンは、自然化粧品「Studio Naturale」社のオーナーでもある。全て自然原料を使用したコスメ・シリーズは、基礎化粧品からメイクアップ商品まで取り揃えている。

なんでも、カルメン校長が通りすがりに、ウォルターを流し目でチェックして色目を使う場面があったのだという。だが「美人の彼女が、ウォルターなんかに興味を持つわけないだろ!?」と全員一致で意見がまとまり、結局そのシーンはボツになったしまったそうだ。製作過程においても女運に見放されていたとは、本気でトホホ……なウォルターである。

参照元:IMDbAMCStudio Naturale(英語)
執筆:Nekolas
イラスト: マミヤ狂四郎

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『ブレイキング・バッド』ATMで夫の頭を潰した “スプージの妻” の素顔に迫る!! 演じる女優が夫とATMのシーンを見ている時に似た状況に!

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Breaking Bad Spooge's Lady

平穏な人生を生きてきた真面目な高校教師ウォルター・ホワイトが、余命宣告されたことを機に、麻薬 “ブルーメス” の精製に手を染めたことで人生が一転。しがない中年男が、一世一代の危険な賭けに出る海外ドラマ『ブレイキング・バッド』では、暴力と死が隣合わせの世界が描かれる。

それだけに、全シリーズを通して殺される登場人物の人数は270人にも上るが、なんと女性によって殺されたのはたった一人である。そこで今回は、本作で唯一殺人を犯した女性の登場人物、ジャンキーのスプージの妻を演じたデイル・ディッキーの素顔に迫ってみたいと思う。

・本作で唯一殺人を犯した女性の登場人物

『ブレイキング・バッド』きっての悪女といえば、マフィアにブルーメスの原料となるメチルアミンを横流しして、金儲けしていた美女リディアだろう。実際に手を下さなかったとはいえ、彼女の指示で殺された男は23人にもなり、まさに計画的な知能犯と言える。

いっぽうで、メスでハイになって理性もへったくれもなくなったスプージの妻は、暴言を吐く夫にカッとなり、夫が盗んできたATMマシーンを倒して夫の頭をペチャンコに!! リディアと対象的な感情型殺人を犯した彼女は、本シリーズでオンリーワンの女性殺人犯という名誉(?)あるタイトルに輝くこととなった。

・夫と一緒にATMのシーンを見ている時に同じ状況に!!

しかもATMマシーンで頭を潰すという、ドラマ史上稀に見るオリジナルな方法で夫の息の根を止めてしまったスプージの妻。そして、デイルがATMマシーンのエピソードを夫と見ていた時、自宅の冷蔵庫が壊れてしまい、オモシロいことが起こったというのだ。

ネタばれしたくないのでATMについて何も話していなかった彼女に、夫が「冷蔵庫の底をチェックするから、押さえておいてくれ」と頼んだのだとか!

“そんなのムリ!” と拒む彼女に、夫は「どうしたんだ? ただ冷蔵庫を押さえておくだけだぞ」と解せない様子だったそうだ。あまりにもATMマシーンの場面と状況がかぶりすぎて、心的外傷後ストレス障害に似た症状が出てしまったようである。

・女優のキャリアはニューヨークでスタート

そんなデイルが、女優としてのキャリアをスタートさせたのはニューヨークだった。テネシー州ノックスビル出身の彼女はニューヨークに移住後、3人のルームメイトと一緒にワン・ベッドルームのアパートをシェアする生活を開始。

初めての女優の仕事は、映画『レインマン』などで知られる名優ダスティン・ホフマンが主演したブロードウェイの舞台『ヴェニスの商人』の代役だった。その後ロサンゼルスへ引っ越した彼女は、数々の映画やドラマに出演を続けている。

・美人女優には無理な役を演じることを楽しんでいる!

ひと昔前とは状況が変わり、オタクブームをきっかけに、ハリウッドでも美男美女でなくとも主役をはれるケースが増えてきている。だが、男優に比べて女優は容姿の良し悪しによって役が限定されることが多く、美人とは言い難いデイルには、いつも “それほど美人ではない” 役や “ブサイクな” 役ばかりが回って来たそう。

自虐する前に、人から卑下されるような状態を受け入れるのに長い期間を要したという彼女は、「今では、美人女優にはできない役を演じることを楽しんでいる」と語っている。

とにかく人は、自分にない物を欲しがる傾向にある。例えば、容姿がもてはやされるだけの美人女優は、演技力を認めてほしくて、故意にスッピンで汚れ役を演じたがったりするものだ。

どう転がっても、自分とは一生付き合っていかなかればならないわけで、デイルのように “自分を受け入れること” は、生きていくうえで欠かせない要素だと思う。競争が激しいハリウッドで、決して若くも美人でもない彼女が、仕事のオファーが途切れることなく女優として活躍している理由は、そこにあるのではないだろうか。

参照元:Breaking Bad WikiAMCTORCHBEARER(英語)
執筆:Nekolas
イラスト:マミヤ狂四郎

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『ブレイキング・バッド』メキシコのメス・ラボを仕切る “ベネチオ” の素顔に迫る!! 父親が有名シェフで超グルメ ! 演技を始めたのは30歳を過ぎてから

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Breaking Bad Benicio

『ブレイキング・バッド』出演者の素顔に迫るシリーズが始まってから、なんと今回で40回目を迎えることとなった。もともとは “海外ドラマ界の四天王” ともいえる 『プリズン・ブレイク』と『24 TWENTY FOUR』、『LOST』と『ブレイキング・バッド』の、どれか2つ以上の作品に出演している俳優にスポットライトを当てる企画だった。

それが、いつの間にか本来の主旨からそれてしまったわけだが、この度取り上げた、メキシコのメス・ラボを仕切る “ベネチオ” を演じたカルロ・ロタは、『24 TWENTY FOUR』(以下『24』)に出演している。なので、やっと “海外ドラマ界の四天王” シリーズに舞い戻ってこれることになった。

・『24 TWENTY FOUR』に出演!

『ブレイキング・バッド』では、シーズン4第10話の1エピソードしか登場しなかったカルロ。だが『24』では、主役ジャック・バウワーの右腕クロエ・オブライエンの夫モリス役で、3シーズンにわたって出演。

ロンドン生まれのカルロは、本シリーズで英国訛りを披露してインテリ感をたっぷり漂わせていた。そんな彼の妻、ナズニーン・コントラクターも最終シーズンに登場しているのだが、彼女がメチャクチャ美人なのである!!

・奥様は21歳年下のエキゾチック美女!

現在53歳のカルロの妻ナズニーンは、なんと32歳! インドのムンバイ生まれの彼女は褐色の肌がセクシーなエキゾチック美女で、21歳も年下の美人妻をゲットしてしまうとは、なかなか彼はヤリ手オヤジのようである。

・グルメでインターナショナルな背景の持ち主!

それもそのハズ!! 超有名シェフを父親に持つカルロは、父親の仕事の関係でロンドンで生まれ、イタリアと香港、バハマとカナダへ移り住みながら育ったインターナショナルな背景の持ち主。しかも、父の影響で料理好きな超グルメとあっては、英国訛りで料理や海外生活について豊富な知識を語られたら、年下美女もイチコロだろう。

・俳優を志したのは30歳を過ぎてから

そんな料理の知識と経験を活かして、カルロはカナダで料理番組『The Great Canadian Food Show』の司会として活躍。カナダ各地の地元グルメを紹介する番組は、5シーズン続く人気を博した。

長い間、料理業界に身を置いていた彼が俳優を志したのは、意外にも30歳を過ぎてから。海外ドラマ界の四天王作品以外では、スパイ・アクションドラマ『NIKITA/ニキータ』や映画『フルスロットル』といった数多くの作品に出演している。

・カルロお勧めの『ブレイキング・バッド』なレシピ

『ブレイキング・バッド』では、高純度ドラッグ “ブルーメス” を精製する主役ウォルターと相棒ジェシーほど、純度の高いドラッグを作れなかったベネチオ。そこで、得意な料理で知名度を挽回せんとばかりに、カルロが、本シリーズの視聴パーティーをする時にお勧めの料理レシピを披露しているので紹介したい。

【料理名】ガスタヴォ・ワカモレ(マフィアのボス、ガス・フリングに引っ掛けた名前)
【材料】
潰したアボカド-3個
刻んだニンニク-1個
オリーブオイル-小さじ1杯
刻んだ大きめのトマト-1個
レモンジュース-1個分
刻んだ玉ねぎ-1個

材料を混ぜ合わせて、味を見ながら塩と黒コショウ、ドライチリとタバスコ、パプリカを加えて出来上がり! ワカモレは、メキシコ料理でよく出されるアボカド・ディップだが、ドライチリとタバスコを加えることで、少しパンチが効いた味が楽しめそうだ。

まだ『ブレイキング・バッド』を見たことがないという人や、すでに大ファンで仲間を増やしたいという人は、ぜひ本シリーズの視聴パーティーを開いて楽しんでみてほしい。絶対に見て後悔のない大傑作だ。その時は、ガスタヴォ・ワカモレも忘れずに!

参照元:IMDbCBC CONNECTS(英語)
執筆:Nekolas
イラスト: マミヤ狂四郎

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『ブレイキング・バッド』ガスの彼氏 “マックス” の素顔に迫る!! ガスとのプールサイド場面は “同性愛者が選ぶドラマのベストシーン第8位” に!

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Breaking Bad MAX

真面目な化学教師ウォルター・ホワイトが、末期癌(がん)を宣告されたことで一世一代の賭けに出るドラマ『ブレイキング・バッド』。愛する家族に遺産を残すために、一攫千金を狙ってドラッグビジネスに乗り出した彼が、次第に暴走していくことに……。

だが、バイオレンスと犯罪にまみれたストーリーにおいても、決して忘れることなく描かれたのが様々な形の “愛” である。家族愛や恋人への愛、仲間への忠誠心ともいえる愛情。そんななかでも少し異彩を放っていたのが、マフィアのボス、ガス・フリングとパートナーのマックスの “同性愛を彷彿とさせる関係” である。

そこで今回は、マックス・アルシニエガを演じたジェームズ・マルティネスの素顔に迫ってみたいと思う。

・プールサイドのシーンは “同性愛者が選ぶドラマのベストシーン第8位” に選出!!

若かりし頃、ガスは親友だったマックスと一緒に、メキシコの麻薬カルテルと取引しようとドン・エラディオに会いに行く。エラディオ邸のプールサイドで会合が開かれるが、その場でマックスは、カルテルの殺し屋だったヘクター・サラマンカにあっけなく射殺されてしまう。

ガスはマックスの仇を取るべく、長い年月をかけてマフィアのボスへと伸し上がり、ヘクターへの復讐を企てる。劇中では、ガスとマックスが同性愛の関係にあったかどうかは明言されていない。だが「二人が恋愛関係にあったのでは!?」と見るファンは多く、前出のプールサイドのシーンは “同性愛者が選ぶドラマのベストシーン第8位” に選出されている。

・ガスとマックスの関係の真相は謎のまま……

ファンとしては二人の関係の真相を知りたいところだが、インタビューでその点について聞かれたジェームズはお茶を濁している。彼の話では、監督の指示で「もしかして二人はそういう関係……!?」と同性愛を匂わす演出になったが、ジェームズからは真相は語れないと明かしている。

もしかしたら、ガスが一方的にマックスに恋していただけかもしれないが、彼が殺されなければガス・フリングという麻薬王は誕生していなかったかもしれない。

・生まれも育ちも生粋のニューヨークっ子

今でこそハリウッドを中心に活躍するジェームズだが、生まれも育ちも生粋のニューヨークっ子だ。クイーンズでヒスパニック系として生まれた彼は、16歳でスタンダップコメディで舞台デビュー。最初は、有名人のモノ真似をネタにして出演していたが、次第に演技を持つようになる。

・舞台で鍛え上げた実力派俳優

こうして、マンハッタンにある演劇学校で演技を学び始めたジェームズは、高校卒業後に超名門ジュリアード学院へ進学。そこで演劇芸術を学んだ彼は、オフブロードウェで数多くの舞台に出演。それ以来、舞台のみならずスモール&ビッグスクリーンで幅広く活躍している。

2015~16年にかけて、すでに映画とドラマ出演が目白押しのジェームズだが、なかでも注目したいのが新作ドラマ『Aquarius(アクエリアス)』だ。

人気SFドラマ『Xファイル』でモルダーFBI捜査官を演じたデヴィッド・ドゥカヴニー主演で、1960年代に実在した犯罪カルト集団マンソン・ファミリーを描く作品だ。ジェームズは、ロサンゼルス・タイムズの記者ルーベン・サラザー役で出演が決定している。

参照元:IMDbIndiewiretalkradio(英語)
執筆:Nekolas
イラスト: マミヤ狂四郎

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『ブレイキング・バッド』ヒューエルの相棒 “カビー” の素顔に迫る!! コメディ畑出身だが兄が政治家なお堅いファミリーの出身

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Breaking Bad kuby

全うで平凡な人生を送ってきた化学教師ウォルター・ホワイトが、人生最後の賭けに出るドラマ『ブレイキング・バッド』。専門知識を活かして高純度スーパードラッグを生み出し、悪の世界で伸し上がる衝撃のストーリーにおいて、コメディ部分を担うキャラクターを今までに何人か紹介してきた。

そんななかでも最強のデコボコ・コンビとも言えるのが、悪徳弁護士ソウル・グッドマンの手下 “Aチーム” として活躍(?)していたヒューエルとカビーだ。そこで今回は、無口でいつも昼寝ばかりしてたヒューエルとは対照的に、お喋りで有能な相棒カビーを演じたビル・バーにスポットライトを当ててみることにした。

・元コメディアンで脚本家としても活躍!

ヒューエル役のラヴェル・クロフォードとソウル役のボブ・オデンカークらと同じく、ビルもコメディ畑出身だ。スタンダップ・コメディアン&俳優として活躍する傍ら、彼は脚本も手掛ける多彩ぶりを発揮している。

演じるだけでなくクリエイターとして作品に関われる俳優は、やはり強いと言えるだろう。脚本家やプロデューサーとして舞台裏でも役割を果たせたら、より作品に深く関われるからだ。

・用がない時でも他の俳優の演技を見て勉強

コメディアンだけに、今までの出演作にもコメディ物が目立つビル。なので、『ブレイキング・バッド』のようなシリアスでヘビーな作品に出演できたことをチャンスだと考え、用がない時でもブライアン・クランストン(ウォルター役)やボブ・オデンカークの出演シーンを見学して、演技の勉強に役立てたそう。

その経験は、10年間演劇学校で学べることよりも貴重な体験だったと語っている。どんなことでも学びの機会に変えられる人は、どんどん成長できる良いお手本ではないだろうか。

・カビー役のモデルはローリングストーンズのセキュリティ!?

今まで演じた役とはひと味違うカビー役を演じるにあたって、ビルが役作りの参考にしたのが元ローリングストーンズのセキュリティだとか。

その男性がセキュリティとして雇われたのは、彼がいかつくて近寄りがたかったからではなく、手荒い真似をすることなくファンをあしらえたからだそうだ。そんな彼の人と成りを参考にしつつ、“すぐに手を出す用心棒ではない、説得型のカビー像” を作り上げたのだ。

・登場人物の性格から滲み出るオリジナルでユニークな笑いがポイント!

どうやら『ブレイキング・バッド』のクリエイター、ヴィンス・ギリガンは、意図的にコメディアンを大挙として出演させていたようだ。ビル以外のお笑い出身俳優は少なくとも5人はいるが、本作にはアメリカのドラマにありがちな、わざとウケを狙ったシチュエーション・コメディ作品とは違う “笑い” がある。

ビルは、「そのユーモアは登場人物の性格から滲み出てくるからこそ、オリジナルでユニークなのではないか」と分析している。

・兄は政治家で意外にお堅い一家出身だった!

コメディ界で成功を手にしたビルだが、彼が育った背景は意外にもお堅い印象なのだ。父親が歯医者だったため、ビルは歯科衛生士として父親が営む歯科医院に勤務したことがあり、兄のロバートは政治家だ。

あのジョン・F・ケネディ元大統領の弟で、マサチューセッツ州選出の上院議員だったテッド・ケネディが亡くなった後、2009年にロバートは同州の上院議員に立候補している。そしてビルは、2年前に黒人女優ニア・レネー・ヒルと結婚したばかりの新婚さんでもある。

コメディ作品でシリアスになるのは困難だが、シリアスな作品でコメディ要素を取り入れるのは比較的簡単だ。よってビルは、同時にタフにも面白くもなれるシリアス系の作品に、これからも出演していきたいと意気込みを語っている。オン&オフスクリーンでの彼の活躍に、これからも期待したいところだ。

参照元:IMDbAMC(英語)
執筆:Nekolas
イラスト: マミヤ狂四郎

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『ブレイキング・バッド』タランチュラを持っていた “ドリュー少年” の素顔に迫る!! 射殺されてバイクから落ちるシーンは家のマットレスで猛練習!

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Breaking Bad Drew_580px

“何かを見たら誰かを思い出す” ということはないだろうか!? 出世から見放された化学教師ウォルター・ホワイトが、一攫千金を狙って高純度スーパードラッグ “ブルーメス” を精製する異色作『ブレイキング・バッド』。本作を見て以来、タランチュラを見ると “マット・デイモン似のトッドに射殺されてしまったドリュー少年” を思い出すという人がいるかもしれない。

そこで今回は、ドラッグやバイオレンスといったダークな要素が強い本作で、ひときわ純真なイメージを放っていたドリュー少年を演じたサム・ウェッブの素顔に迫ってみたい。

・もしかしてタランチュラは何かの象徴!?

本シリーズのシーズン5に登場するドリューは、モトクロスバイクを乗り回していた時に見つけたタランチュラを捕まえて、瓶に入れる。おそらく、家に持ち帰ってペットにするつもりだったのだろう。普通なら、タランチュラなど捕まえたいという人はあまりいないはずだが、そのシーンから、彼が生物が好きな心優しい少年であることがうかがえる。

そのままドリューがバイクに乗っていると、運悪く彼は、列車に積んだブルーメスの原料メチルアミンを盗んでいたウォルターと相棒のジェシートッドと出くわす。盗みの現場を目撃されてしまったため、トッドは一瞬のためらいもなしにドリューを射殺。証拠隠滅のため少年の遺体とバイクは、無残にもフッ化水素酸で溶かされてしまう。そして残されたタランチュラは、トッドが家に持ち帰るのだ。

本作のクリエイター、ヴィンス・ギリガンは、色や登場人物の名前に意味を持たせてストーリーに遊び心を出しているが、もしかしたらタランチュラも、何かの象徴として意味があるのかもしれない。

・ペットストアのオーナーがタランチュラの扱いを指示

ご存知の通りタランチュラは猛毒を持っているので、扱いには厳重な注意が必要である。そこでサムは、撮影ロケ地アルバカーキのペット店オーナーから、タランチュラの扱いを教えてもらって撮影に挑んだ。

・バイクから落ちるシーンを何百回も練習!!

ドリューの登場エピソードで彼はモトクロスバイクに乗って現れるが、もともとモトクロスはサムの趣味なのだそうだ。なので、撮影のためにバイクの練習を積む必要はなかったようだ。

だが、トッドに射殺されてバイクから落ちるシーンは、撮影までの1週間、家にマットレスを敷いて何百回も落ちる練習をしたという。まだ若いのに、すでにサムは役者魂を覗かせている。

・俳優デビューは11歳!

『ブレイキング・バッド』出演時には14歳で、11歳で俳優デビューして2本の映画に出演経験があったサム。アルバカーキ出身の彼は、兄と一緒に地元で行われたオーディションを受けて、見事にドリュー役を獲得している。

『ブレイキング・バッド』に出演していた時は、まだあどけなさが残っていたサムも現在は18歳。2014年には、ジョニー・デップ主演のSF大作映画『トランセンデンス』にも出演し、これから大人の俳優として、彼がどんな成長を遂げるのか楽しみだ。

参照元:YouTubeIMDbBreaking Bad Wiki(英語)
執筆:Nekolas
イラスト: マミヤ狂四郎

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オリジナル記事: 『ブレイキング・バッド』タランチュラを持っていた “ドリュー少年” の素顔に迫る!! 射殺されてバイクから落ちるシーンは家のマットレスで猛練習!
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『ブレイキング・バッド』おとり捜査官 “ゲッツ” の素顔に迫る!! イケメンじゃないのにプラダのモデルだった! 思春期に癌を克服して俳優に

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Breaking Bad getz

うだつの上がらない化学教師ウォルター・ホワイトが、末期癌(がん)を宣告されたことで一念発起! 専門知識を駆使して高純度ドラッグ “ブルーメス” を生み出し、悪の世界で暴走してしまう衝撃作『ブレイキング・バッド』。

本作の大ヒットにより、出演俳優は大きな注目を集めることとなったが、ウォルター役のブライアン・クランストン以外は、知名度の低い俳優ばかりがキャスティングされていた。

そんななかでも、“彼が出演しているんだ!” と思わず豪華ゲスト出演に喜んでしまったのが、おとり捜査官役ゲッツを演じたDJクオールズだ。そこで今回は、彼にスポットライトを当ててみることにした。

・一度見たら忘れらないルックス!

豪華ゲスト出演といっても、ハリウッドのAリストスターとは程遠い存在のDJクオールズだが、アメリカ映画やドラマが好きな人なら、一度ぐらいは彼を見たことがあるのではないだろうか。細身でヒョロッとして小顔が印象的な彼は、少し病的というか、いかにもジャンキー役が似合いそうな風貌である。

そんなルックスを買われたかどうか定かではないが、本作ではジャンキーとして潜入捜査し、ウォルターの相棒ジェシーの仲間バッジャーをしょっぴく捜査官役で登場する。

ちなみに彼は、大人気オタクドラマ『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』でも、ジャンキーとして潜入捜査する捜査官役を演じている。

・プラダやカルバン・クラインの看板モデルだった!!

身長185センチで小顔ではあるが、イケメンと呼ぶには程遠いルックスで、ムキムキに鍛えているわけでもないDJクオールズ。だが意外にも彼は、有名ファッションブランドのプラダやカルバン・クラインの看板モデルとして活躍していた時期がある。

典型的な美形モデルとは違う個性的でアーティスティックな雰囲気が、デザイナーやフォトグラファーを惹きつけたのかもしれない。

・ハリウッドの大物アイヴァン・ライトマン監督に見い出される

テネシー州の映画館さえない小さな街で生まれ育った彼は、常にホームタウンを離れて俳優になることを夢見ていたという。そんな彼の転機となったのが、2000年公開の映画『ロード・トリップ』だった。

セリフ一言しかない端役のオーディションを受けた彼は、大物監督&プロデューサーとして知られるアイヴァン・ライトマンに見初められ、ハリウッドの彼のオフィスに招待されることに。こうして彼は、演じるはずだった超端役から準主役にいきなり昇格! その後に有名ブランドの広告でモデルデビューして、俳優としても映画やドラマに引っ張りだこの存在となったのだ。

・癌を克服したサバイバー

こうやって彼の経歴を見るとトントン拍子に進んできたようだが、実はそうではない。なんと彼は、14歳の時にホジキンリンパ腫という癌を宣告され、2年間にわたる治療を受けていたのだ。そして辛い治療に耐え、見事に癌を克服した彼はサバイバーと言えるだろう。こういった厳しい時期を思春期に乗り越えたことで、彼は夢を実現する強さをつちかったのかもしれない。

DJクオールズ本人も、「僕の顔は独特だから、誰かと間違われることなんてないよ」と語っている。そして、起承転結がハッキリしている映画よりは、どうストーリーが転ぶか分からないテレビドラマの方が好きなのだという。なので、これからも彼の個性的な顔を、海外ドラマで目にする機会が増えそうだ。

参照元:IMDbBreaking Bad Wiki(英語)
執筆:Nekolas
イラスト: マミヤ狂四郎

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『ブレイキング・バッド』“ウォルター・ホワイト” の素顔に迫るPart1!! 「テレビドラマをアートに変えた俳優8人」に選出!

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Breaking Bad white

真面目一辺倒で人生を生きてきた化学教師ウォルター・ホワイト。思いがけず末期癌(がん)を宣告されてしまった彼が、愛する家族に遺産を残すため、専門知識を活かして高純度ドラッグ精製の副業に乗り出すドラマ『ブレイキング・バッド』。

米テレビドラマ史に金字塔を打ち立てた最高傑作の “登場人物の素顔に迫るシリーズ” で、いよいよ主人公ウォルターを演じたブライアン・クランストンを取り上げる時が来た!! 彼に関しては情報が多いこともあって、今回はPart1として、ブライアンの人物像にスポットライトを当ててみたいと思う。

・『ブレイキング・バッド』以前は過小評価されていた!?

最初にこのシリーズを始めた時、本来なら主人公であるウォルターを一番に取り上げても良かったのだが、なぜか後回しになってしまった。そこで、そういうことなら “シリーズの有終の美はウォルターに飾ってもらおう!” という流れに相成った。

とにかく、ブライアンと言えば海外ドラマファンにとっては、『ブレイキング・バッド』の前に出演していたファミリー・コメディドラマ『マルコム in the Middle』のパパ、ハル役の印象が強烈だったに違いない。

彼はハル役で、米テレビドラマ界の最高峰、エミー賞のコメディ部門最優秀主演男優賞に3度ノミネートされているが、ついに1度も受賞できずに終わっている。業界関係者からは、「ブライアンの役者としての才能は過小評価されている」との声も挙がっていた。

・テレビドラマををアートに変えた俳優!!

そして、世界中で社会現象まで巻き起こした『ブレイキング・バッド』で、鬼気せまる迫真の演技でウォルター役を演じ切り、視聴者のみならず批評家も圧倒してしまったブライアン。後世にも語り継がれるであろう名演で、彼はエミー賞のドラマ部門最優秀主演男優賞を、史上最多となる4回受賞する快挙を成し遂げた。

さらに、筆舌に尽くし難いブライアンの演技は、権威あるニューヨーク・タイムズ誌に評価され、彼は「テレビドラマをアートに変えた俳優8人」に選出される名誉を果たしている。

・俳優ではなく警官になるつもりだった!

50代に突入してから米テレビドラマ界の頂点に立った彼は、俳優として活動を始めたのは20代後半という遅いスタートを切った。というのも、共に俳優だったブライアンの両親は、彼が同じ道を進むことに反対だったからだ。

そこで彼は、大学で犯罪鑑識学を専攻して、警官になることを考えていたそう。また、大学時代は牧師の資格を取って、牧師のバイトをしていたこともある。

・日本アニメで声優を務める

名優の名を欲しいままにした彼だが、俳優以外にもミドルネームの “リー” を取ったリー・ストーンの名で、声優としても活躍。日本アニメ『宇宙の騎士テッカマンブレード』の英語吹替え版で、バーナード軍曹の声でも出演してる。

・実生活では良き父であり良き夫

『ブレイキング・バッド』では、家族のために命の危険をさらしてまでドラッグビジネスに足を踏み入れたのに、妻には離婚を突き付けられ息子には縁を切られるわで、散々だったウォルター。

だが、実生活のブライアンはウォルターとは正反対の結婚生活を送っていて、テレビドラマ『超音速攻撃ヘリ・エアーウルフ』の撮影で知り合った女優、ロビンさんと1989年に結婚。娘を一人もうけた二人は、今でも夫婦円満な結婚生活を続けている。熱狂的野球ファンである夫のために、奥様が40歳のサプライズ誕生日パーティーをドジャー・スタジアムで開いたそうだ。

しがない高校教師だった中年男が、殺人や恐喝、強盗もいとわない犯罪者&麻薬王に変貌を遂げる姿は、必見に値する。現実には起こり得ないようなストーリーなのに、超リアルに『ブレイキング・バッド』の世界に引きずり込まれてしまうのは、ブライアンの名演あってこそだろう。次回のPart2では、ブライアン演じるウォルターにまつわるエピソードについて触れていきたいと思う。

参照元:IMDbAMC(英語)
執筆:Nekolas
イラスト: マミヤ狂四郎

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【保存版】『ブレイキング・バッド』の登場人物が5秒で理解できる “あの人の素顔に迫るシリーズ” 総まとめ

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温厚な高校教師ウォルター・ホワイトが余命宣告されたことをきっかけに、ドラッグ精製の副業に乗り出す異色作『ブレイキング・バッド』。家族に残す財産を一稼ぎしたら足を洗うはずが、ドンドン深みにハマって暴走してしまう彼の変貌ぶりが、あまりにも衝撃的な作品だ。

そんなウォルターにかかわる登場人物も、輪をかけたように個性的なキャラクターばかりだった。そこで、今までに “あの人の素顔に迫るシリーズ” で取り上げたキャラクターの総集編として、登場人物が5秒で理解できるまとめ集を作ることにした。

・『ブレイキング・バッド』の登場人物が5秒で理解できちゃうまとめ集

それでは本作の重要なキャラクターから順番に、登場人物が5秒で理解できちゃう解説付きで紹介していこう。最初に来るのがキャラクター名で、カッコ内が役を演じる俳優の名前である。

ウォルター・ホワイト(ブライアン・クランストン)
末期癌(がん)を宣告されたウォルターは家族に遺産を残すために、化学の専門知識を活かしてドラッグ “ブルーメス” の精製に手を染めることに。だが次第にダークサイドに引き込まれ、麻薬の世界で通称 “ハイゼンベルク” として伸し上がって行く。

ジェシー・ピンクマン(アーロン・ポール)
ウォルターの元教え子でジャンキー。ウォルターが精製した高純度ドラッグ “ブルーメス” を売りさばくためにウォルターの相棒になり、ウォルターとは擬似親子のような関係を築く。

スカイラー・ホワイト(アンナ・ガン)
ウォルターの妻で、後にウォルターがひた隠しにしていた副業について知ることに。会計士の資格を持つ彼女がドラッグマネーを管理し、夫の犯罪に加担することになる。

ハンク・シュレイダー(ディーン・ノリス)
ウォルターの義弟で麻薬取締官。ブルーメスの出所とハイゼンベルクを執拗に追い、最後には自分が追っていた男がウォルターであることを突き止める。

ウォルター・ホワイト・Jr(RJ・ミッテ)
ウォルターの息子で脳内麻痺のため軽い言語障害を患っているが、しっかりしていて家族思いの孝行息子。父を慕っていたが、敬愛する叔父ハンクがウォルターのせいで死んだことを知り、最後は絶縁状態に。

マリー・シュレイダー(ベッツィ・ブラント)
スカイラーの妹でハンクの妻。神経質で盗み癖があるが、ブルーメスの捜査中に被弾し、歩行困難になったハンクを気丈に支える。

ソウル・グッドマン(ボブ・オデンカーク)
金のためなら、犯罪者を相手にした仕事も請け負う悪徳弁護士。いつも暴走しがちなウォルターとジェシーの尻拭いをさせれるハメになるが、胡散臭い割にクライアントへの忠誠心はしっかりしている。

ガス・フリング(ジャンカルロ・エスポジート)
表向きは、フライドチキンのファストフード店やクリーニング工場を経営するビジネスマン。そして裏世界では、ドラッグビジネスを牛耳るマフィアという2つの顔を持つ男。過去に、メキシコの麻薬カルテルに親友マックスを殺され強い恨みを持つ彼は、復讐心がアダとなり最後は命を落とすこととなる。

マイク・エルマントラウト(ジョナサン・バンクス)
ガスの右腕的存在で、ボディーガードから暗殺と何でもこなすフィクサー役。ガスが殺された後、ウォルターとジェシーとドラッグビジネスで組むことに。元刑事で冷静沈着で寡黙な男。

ヘクター・サラマンカ(マーク・マーゴリス)
メキシカン・マフィアの元幹部で、ガスの親友マックスを射殺した人物。車椅子生活を送り口が利けないため、ベルを鳴らす回数で “イエスとノー” を返答し分けている。最後はウォルターが車椅子に仕掛けた爆弾で自爆し、巻き添えを食ったガスも命を落とす。

トゥコ・サラマンカ(レイモンド・クルツ)
麻薬売人の元締めで、ウォルターが精製したブルーメスの純度の高さにブっ飛び、取引することを決める。ヤクをキメる時の「エイッ!!トゥァー! タイッ! タイッ! Yeah!!」という雄叫びがキョーレツで、キレたら収拾がつかないほどの超ウルトラ短気な男。

スティーブン・“ゴミー”・ゴメス(スティーヴン・マイケル・ケサダ)
麻薬取締官ハンクの相棒で親友。執念でハイゼンベルクの正体を暴こうとするハンクに対し、ゴメスはそこまでのこだわりを見せないが、パートナーとして公私ともにハンクを支える頼りがいのある男だ。

スキニー・ピート(チャールズ・ベイカー)
ジェシーのストリート仲間で、ギャングになり切れないチンピラ。何をやっても中途半端だが何だか憎めないキャラクターで、シリーズのコメディ部分を担う存在。意外にも全シーズンに登場して、最後まで生き残る重要なキャラクターである。

バッジャーことブランドン・メイヒュー(マット・ジョーンズ)
スキニー・ピートと同じくジェシーの仲間で、ピートといつも行動を共にしている。ブルーメスの取引で潜入捜査中の捜査官によってしょっぴかれ、ソウルを弁護士に雇って助け出される。彼もピートと同じく最後まで生き残る。

コンボ(ロドニー・ラッシュ)
ピートとバッジャーと一緒に3人1組で、“三バカ大将” 的な存在感を放っていたコンボ。ドラッグ売買のシマ争いに巻き込まれ、10歳の少年に射殺されてしまう。コンボの死は、ジェシーとピート、バッジャーに大きな衝撃を与える。

ゲイル・ベティカー(デヴィッド・コスタビル)
ジャンキーのジェシーをウォルターのメス精製助手にしたがらなかったガスが、ジェシーの代わりに雇ったのがゲイルだ。ゲイルにブルーメス精製方法を伝授した後に、自分が殺されることを知ったウォルターの指示で、ジェシーによって射殺される。

ジェーン・マーゴリス(クリステン・リッター)
ジェシーのアパートの隣に住んでいたジェーンは、彼と瞬く間に恋人関係に。元ジャンキーの彼女はヤクを断っていたものの、ジェシーと出会ったことで再びヘロインに手を出してしまう。その結果、ヘロインの打ちすぎによるオーバードースで返らぬ人となり、ジェシーはとてつもない悲しみの淵に沈むこととなる。

リディア・ロダルテ=クエール(ローラ・フレイザー)
ガス・フリングにドラッグ原料を横流ししていた彼女は、ガスとのつながりをもみ消すために、マイクにガスの手下11人の暗殺を依頼。冷酷な彼女の指示で殺された男の数は、23人にも上る。

トッド・アルキスト(ジェシー・プレモンス)
シーズン5からジェシーの代わりに、ウォルターのメス精製の右腕となる残酷な男。ウォルターとジェシーと一緒にメス原料のメチルアミンを積んだ列車を強盗する際、目撃者となった少年を一瞬のためらいもなしに射殺する。

エリオット・シュワルツ(アダム・ゴドリー)
ウォルターと一緒にグレイマター社を設立した、彼の大学時代の親友。ウォルターが会社を去った後、彼の研究成果をもとに会社は急成長し、エリオットはノーベル化学賞を受賞。ウォルターの元恋人グレッチェンと結婚し、ウォルターの男のプライドを揺らし続けた存在だ。

グレッチェン・シュワルツ(ジェシカ・ヘクト)
エリオットと結婚した彼女は、大学時代はウォルターの恋人だった。表向きは平静を装っているものの、ウォルターは彼女に対して複雑な気持ちを抱えていた模様。

テッド・ベネキー(クリストファー・カズンズ)
スカイラーが会計士として勤める会社の社長。後に彼女と不倫関係になるが、会社の金を脱税していたことをスカイラーに突き止められる。知らずと脱税に加担していた事実をカバーするために、彼女はウォルターのドラッグマネーで脱税額をテッドに支払わせようとする。支払いを拒んだ結果、ソウルの手下に軟禁されたテッドは、首の骨を折って体が不自由になってしまう。

ウェンディ(ジュリア・ミネシ)
ドラッグ依存症の娼婦ウェンディは、元売人だったジェシーからメスを買うついでに、彼に “ご奉仕” しているという役柄。登場回数こそ少ないものの、ジェシーの指示で彼が敵対するギャングに毒入りハンバーガーを差し入れしたりと、ストーリーの鍵となる重要な役を担っていた。

トルトゥーガ(ダニー・トレホ)
麻薬取締局の情報提供者だったトルトゥーガは殺害されたのち、生首をカメの甲羅に乗せられて爆破される。その爆発により、ハンクの仲間である麻薬取締官が数人犠牲となる。

マルコ&レオネル兄弟(ルイス&ダニエル・モンカダ)
トゥコのいとこにあたる殺人ブラザーズはハンクを殺害するために彼を狙うが、最後には二人とも命を落とす。この銃撃戦で被弾したハンクは、しばらく寝たきりで歩行困難になってしまう。

スプージ(デヴィッド・ユリー)
スキニー・ピートから、ドラッグ “ブルーメス” を奪うジャンキー。メスを奪い返しに行ったジェシーの目の前で、ハイになった妻が倒したATMマシーンによって頭を押し潰されて即死。

エラディオ(スティーヴン・バウアー)
メキシコの麻薬カルテルのドンであるエラディオは、ガスが毒を盛った酒で乾杯して毒殺される。

クレイジー・エイト(マックス・アルシニエガ)
ジェシーが以前に組んでいた売人で、ウォルターとジェシーを始末しようとしたところ、逆にウォルターが作った毒ガスによって倒れる。その後、ジェシーの家の地下室に監禁された挙句、ウォルターによって殺害されてしまう。

エミリオ・コヤマ(ジョン・コヤマ)
クレイジー・エイトのいとこでヤクの売人のエミリオは、ウォルターが作り出した毒ガスで中毒死する。後にジェシーによって、遺体を化学薬品でドロドロに溶かされるハメに。

ノー・ドーズ(セサール・ガルシア)
トゥコの手下である彼は、要らぬ一言でトゥコの逆鱗に触れボコボコに撲殺される。

ゴンゾ(ヘスス・ペイヤン)
トゥコの手下であるゴンゾは、自動車解体所でトゥコに撲殺された相棒ノードーズの遺体を片付けている時に、上から落ちてきた車に腕を挟まれ出血死。

ジャック(マイケル・ボーウェン)
ジャックは、シーズン5でウォルターのメス精製の右腕となるトッドの叔父。人を殺すことを何とも思っていないサイコパスで、ウォルターの義兄ハンクを射殺する。

スプージの妻(デイル・ディッキー)
スプージの妻でジャンキーの彼女は、暴言を吐く夫にカッとなり、夫が盗んできたATMマシーンを倒して夫の頭をペチャンコにして殺害。

ヴィクター(ジェレマイア・ビツイ)
マフィアのボス、ガスの手下として忠実に彼の指示に従っていた彼だが、ガスにノドをカッ切られて殺されてしまう。

ヒューエル(ラヴェル・クロフォード)
ソウルの弁護士事務所のボディガードだが、いつも眠りこけている。相棒カビーとソウルの “Aチーム” として、あらゆる問題の処理にあたる。

ボグダン・ウォリネッツ(マリウス・スタン)
ウォルターが、メス精製を始める前にバイトしていた洗車屋のオーナー。後にドラッグマネーで洗車屋を買い取ったウォルターは、洗車屋を隠れみのにしてマネーロンダリングする。

マックス・アルシニエガ(ジェームズ・マルティネス)
ガスの幼なじみで親友のマックスは、メキシコの麻薬カルテルとの会合の場でへクターによって射殺される。劇中でハッキリと明言はされないが、どうやらガスとマックスは同性愛の関係にあったと見られている。

カビー(ビル・バー)
ヒューエルの相棒で、ソウルの “Aチーム” の相方。無口で居眠りばかりしているヒューエルに対し、お喋りでキビキビと仕事をこなす彼は有能さを発揮していた。

ドリュー少年(サム・ウェッブ)
ウォルターが精製するブルーメスの原料メチルアミンを積んだ列車から、メチルアミンを盗み出している場に運悪く出くわしてしまったドリュー。犯罪現場を目撃したばかりに、その場にいたトッドに射殺されてしまう。

アンドレア・カンティージョ(エミリー・リオス)
ジェシーの2番目の恋人で、ドラッグ依存症のシングルマザー。メス精製地獄から逃走しようとしたジェシーの見せしめのために、トッドによって殺される。

フランチェスカ(ティナ・パーカー)
ソウルの弁護士事務所で秘書を務める彼女は、彼のセクハラにもめげず、ウォルターを恐喝して大金を巻き上げる肝っ玉の据わりぶりを見せていた。

ベネチオ(カルロ・ロタ)
メキシコのメス・ラボを仕切る男。ガスによって、メキシコのメス精製所に連れて行かれたジェシーからブルーメス精製の手ほどきを受けるが、ジェシーほど純度の高いドラッグを作れなかった彼は殺されてしまう。

ピンクマン夫人(テス・ハーパー)
ジェシーの母で、高校を中退してヤクの売人になった息子との関係はギクシャクしている。ジェシーが住んでいた叔母の家から追い出すものの、逆に、ドラッグマネーで儲けた金で息子に家を買い取られることに。

おとり捜査官ゲッツ(DJクオールズ)
ジャンキーとして潜入捜査していた捜査官のゲッツは、ジェシーの仲間バッジャーをしょっぴく。

カルメン校長(カーメン・セラーノ)
ウォルターが勤める高校の校長先生。学校の校長にしては若くて美人すぎる彼女に、ウォルターがキスしようとするが思いっきり拒否られて赤っ恥をかいてしまう。

これから『ブレイキング・バッド』を見ようという人や、随分前に見たから細かいところを忘れてしまったという人に、手引きとして “登場人物が5秒で理解できちゃうまとめ集” を利用していただけたらと思う。米テレビドラマ史に名を刻む最高傑作である本作を、ぜひとも堪能してほしい。

参考リンク:ソニー・ピクチャーズ『ブレイキング・バッド』オフィシャルサイト
執筆:Nekolas
イラスト: マミヤ狂四郎

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【アップル】Siri に「0÷0は?」と質問したらこうなった / 想定外の答えにビビる人が国内外で続出中!

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アップルのスマートフォンと言えば、もちろんiPhone。そして、iPhone に搭載されている音声認識型のアシスタントアプリと言えば、「Siri」である。

実は今、Siri に「0÷0は?」と問いかけたときの反応が、世界中で話題になっている。なぜなら……ザックリ言うと、その答えがあまりにも予想外だから。「そう来たか!」と、人々を驚かせているのだ。筆者(私)も実際にやってみたので、その結果を動画とあわせてレポートしたい。

・iOS 8.4のiPhone で質問してみた

つい数時間前、iOS 8.4へのアップデートを完了したばかりの筆者(私)のiPhone 5C。ミュージックアプリを、リボン付きの白パンティ柄に変えたばかりだ。そのiPhone の初仕事が、Siri への質問である。さあ、いくぞ! Siri! 「0÷0は?」……

・質問の答えは……

と、画面に表示されたのは「不定」の文字。 そしてその直後! 詳しくは動画で確認して欲しいが、以下のお言葉が返ってきたのだ。

「0個のクッキーがあって、それを友達0人で割るとします。クッキーは1人当たり何個になるでしょうか? ほら、無意味でしょう。結局クッキーモンスター(※アニメ『セサミストリート』のキャラクター)に全部食べられてしまうんですよ。それに友達がいないと寂しいですよね」

思わず「Siri さん、変な質問して、さーせん!」と謝りたくなるような返しである。

・どう受け取るか?

これを、「すごい! シャレてるー!!」と取るか、「Siri に『あなた、友達がいないんですね』って、暗に言われちゃった……」と受け取るかは、人それぞれだろうが、とにかく誰も予想できない答えであることは間違いないだろう。

・海外ドラマに出演した人気俳優もツイート

また先述の通り、この Siri の反応は現在多くの人をビビらせ中なのだが、その中には海外ドラマ『ブレイキング・バッド』のジェシー・ピンクマンこと、アーロン・ポールも。彼は、自身のTwitter で「今すぐやってみろ!」とツイートしているぞ。ちなみに、英語バージョンでも日本語バージョンでも、Siri さんが話す内容は同じようだ。

・心の準備も

というわけで、「iPhone ユーザーは試してみて!」と言いたいところだが……Siri さんの返しにヘコむ人も出てきているようなので、心の準備をしてから質問した方がいい。特にボッチは要注意だ。

参照元:Twitter @aaronpaul_8
Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

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これは当選確実! 『ブレイキング・バッド』のゴメスが「本作の舞台アルバカーキ」の公職に出馬

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余命宣告を受けた温厚な化学教師が家族に遺産を残すため、麻薬精製に手を染め、悪の世界でのし上がっていく姿を描いた海外ドラマ『ブレイキング・バッド』。

シリーズ終了後も、世界中で根強いファンを持つ本作で、麻薬取締官のスティーヴン・ゴメスを演じたスティーヴン・マイケル・ケサダが、本作の舞台となったニュー・メキシコ州アルバカーキで、公職に出馬することが明らかとなった!! どうやら、人気と実力を兼ね備えた彼の当選は、確実だと言えそうだぞ!

・ゴメスが公職に出馬!!

アメリカで俳優が政治の世界へ入った例では、映画『ターミネーター』シリーズでお馴じみのアーノルド・シュワルツェネッガーと、今では名監督となったクリント・イーストウッドが代表的だ。シュワちゃんはカリフォルニア州知事を務め、イーストウッド監督は、カリフォルニア州カーメル市の市長だったことで有名である。

さて、ファンの間では、本名よりも ‟ゴメス” と呼ばれることが多くなってしまったスティーヴンは、『ブレイキング・バッド』の舞台で、ロケ地にもなったアルバカーキの出身。アルバカーキはニュー・メキシ州ベルナリーリョ郡の郡都で、彼は生まれ育った街で、2016年の郡政委員選に出馬することを表明!

・若い世代のヒスパニック系移民を引っ張っていきたい!

スティーヴンが出馬を決意した理由は、大手企業による無秩序な土地開発に対して意を唱え、ヒスパニック系移民が多く住む地域に変化を起こしたいからだという。「私は、民主党の新しい顔になれると思う。若い世代のメキシコ系とラテン系移民に、政治に関わることの重要さを伝えていく必要がある」と熱く語る彼自身も、52歳という若さだ。

・ゴメスの当選は確実かも!?

そして、メキシコの国境に面したニューメキシコ州は、メキシコからの移民が多いことでも知られている場所だ。それだけに、ヒスパニック系でスペイン語を流暢に操るスティーヴンは、地域住民から大きな支持と共感を得るのではないだろうか。

それに、今までも教育委員会のメンバーとして、アルバカーキ市に貢献し力になってきた彼。すでに政治活動の土台もあるうえ、超人気ドラマの出演俳優としての地名度も手伝い、彼が当選する見込みはかなり濃厚だと言えそうだ。

『ブレイキング・バッド』で正義感あふれる麻薬取締官を演じたスティーヴンが、実生活でも、世直しのために活躍する日がもうすぐやって来るかもしれない。頑張れゴメス!! 投票はできなくても、日本の『ブレイキング・バッド』ファンは、海の向こうから応援しているぞ~!!

参照元:USA TODAYVariety(英語)
執筆:Nekolas
イラスト:マミヤ狂四郎

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【マジ急げ】ヤバイくらい鬼リアルな『ブレイキング・バッド』のフィギュア第2弾はジェシー・ピンクマン! 予約受付は今日10月7日(水)21:00まで!!

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Jesse Pinkman

ロケットニュース24がイチオシしまくる海外ドラマといえば、言うまでもなく『ブレイキング・バッド』である。海外ドラマ史上最高峰の言葉にウソはない! まだ見ていない人は、DVDなりHuluなりNetflixで今すぐ全話見るべきであろう。

そんなブレイキング・バッドの主人公「ハイゼンベルク」ことウォルター・ホワイトのフィギュアがヤバイくらい鬼リアルだったことは記憶に新しいところだが、このたび……というか、夏ごろに第2弾が登場していたので、どこよりも遅くお伝えしたい。

ヤバイくらい鬼リアルな『ブレイキング・バッド』のフィギュア第2弾のキャラクターは……ジェシー・ピンクマン!! ジェシーファンなら即予約であろうYo Bitch!!

・完全受注生産で予約受付は今日10月7日21:00まで!!

制作したのは香港に拠点を置く会社「threezero(スリーゼロ)」。フィギュアメーカーとしてグローバルに展開しており、日本での販売は、かの有名な「グッドスマイルカンパニー」が担っている。そんな強力タッグが2015年8月25日からスタートさせたのが、ブレイキング・バッド「ジェシー・ピンクマン」フィギュアの予約販売だ。

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・受付終了までタイトすぎるけど今日までだ

完全なる受注生産で、予約受付は今日の21:00まで。あと数時間しかないのだが、このチャンスを逃してしまうと、もう二度と手に入らない。なぜならば、完全受注生産だからである。急げー!  マジのマジで急げーっ!! なお注文は、グッドスマイルカンパニーのほか、Amazon等でもOKだエイッ!! トゥァー! タイッ! タイッ! Yeah!!

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・今回もビックリするほど鬼リアル

サイズはGIジョーなどでもおなじみの1/6スケールで、全高は約30.5センチ。付属品としては、革ジャン、パーカー、目出し帽、札束×4束、ピストルなどなど。

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実際に間近で見てみると……これが本当にビックリするほど鬼リアル。アップでジェシーの顔写真を撮ったら、本人と間違えてしまうレベルなのだ。どれだけスゴいのかは今回撮影した写真を見れば一目瞭然。誰もが納得のクオリティだ。すンごい技術!!

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ちなみに価格は1万9800円(税別)。発送予定時期は2016年の3月ごろ……と、けっこう先の話だが、それまでの間は、現在Netflixで視聴可能なブレイキング・バッドのスピンオフ作品『ベター・コール・ソウル』でも見て気分を盛り上げておこう。

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・ベタコのDVD&ブルーレイも発売されるぞ

ベター・コール・ソウルといえば、12月2日に「ベター・コール・ソウル シーズン1 COMPLETE BOX」が発売される。価格はブルーレイが1万2000円(税別)、DVDが9333円(税別)だ。Netflixに入会しようか迷っている人は、ちょっと様子見するのもアリかもしれない。てなわけでエイッ!! トゥァー! タイッ! タイッ! Yeah!!

参考リンク:グッドスマイルカンパニーthreezero公式ブログソニー・ピクチャーズ「ベター・コール・ソウル」Amazon
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

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オリジナル記事: 【マジ急げ】ヤバイくらい鬼リアルな『ブレイキング・バッド』のフィギュア第2弾はジェシー・ピンクマン! 予約受付は今日10月7日(水)21:00まで!!
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【私的ベスト】記者が厳選する2015年のお気に入り記事5選 〜Nekolas編〜

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2015年は、個人的に家族と親戚の不幸続きで、本当に辛い1年だった。実家と大阪を何度も往復する日々を繰り返し、いつの間にか1年が終わってしまったような気がする。

そんな訳で私的ベストを選ぶ際、2015年に書いた記事を振り返ってみると、「これを書いたのって去年だっけ!?」と、あまりの時間的感覚のなさに呆然としてしまった。そして、海外エンタメ専門の筆者だけに、やはり ‟2015年私的ベスト” も、それ絡みの物が占める結果となった。

第1位:『スター・ウォーズ / フォースの覚醒』最新映像が公式Instagramアカウントにて公開!! ストーリーを予測してファンが大騒ぎに!

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何と言っても、2015年における海外エンタメ最大の目玉は、『スター・ウォーズ / フォースの覚醒』(以下『フォースの覚醒』)が公開されたことだ。公開前から本作の予告編やメイキング映像がリリースされる度に、世界中のコアなファンが騒然となり、ワールドワイドでお祭り騒ぎ的な盛り上がりを見せた。

特に、1983年に公開された『スター・ウォーズ / ジェダイの復讐』の30年後を描く作品となるだけに、ハン・ソロやルーク・スカイウォーカー、レイア姫を演じたオリジナルキャストが集結!! 

個人的に、エピソード1~3の出来に納得がいかなかっただけに、ドキドキしながら公開日に最新作を見に行った。が! 期待を100倍超える素晴らしい仕上がりに、最後は思わずスタンディング・オーベイションしそうになってしまった。とにかく、次作の公開が待ちきれない思いでいっぱいだ!

第2位:【保存版】『ブレイキング・バッド』の登場人物が5秒で理解できる “あの人の素顔に迫るシリーズ” 総まとめ

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昨年に書いた記事を振り返っていると、「2015年にも、まだ『ブレイキング・バッド』シリーズを書いていたんだっけ!!」とかなり驚愕してしまった。この記事は4月に書いたものだが、なんだか2年ぐらい前のような気がする。

1年ほどにわたって手掛けたプロジェクトはかなり思い入れがあり、海外エンタメ・ライターとして、ひとつの軌跡を残せたのではないかと思う。

第3位:『ブレイキング・バッド』亀に生首を載せられた “トルトゥーガ” の素顔に迫る!! 武装強盗などの罪で11年間ムショを出入りしていたヤバい経歴の持ち主!

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そして主に2015年は、『ブレイキング・バッド』の脇役陣にフォーカスを当てることとなり、なかでも、亀に生首を載せられ爆弾で吹っ飛ばされてしまうトルトゥーガ役を演じた、ダニー・トレホの素顔は強烈な印象が残っている。

バリバリに墨が入ってコワそうな風貌から察する通り、彼は、武装強盗と麻薬がらみの犯罪を犯し、11年間も刑務所を出入りする生活を送っていたヤバい男だ。しかし、そんな彼が、ムショで始めたボクシングをきっかけに俳優デビュー! 

転落人生から、ハリウッドの大作映画で主役を張るほどになった彼の這い上がり人生たるや、1本の映画が作れてしまいそうなほどなのだ。ぜひとも2016年は、ダニーのガッツを見習った年にしたいと思う。

第4位:安倍首相とオバマ大統領もハマっている海外ドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』の魅力に迫る!! “戦略” を学びたいならコレを一気見だ!

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仕事柄、何本もの海外ドラマを見まくっている筆者だが、いまいち『ブレイキング・バッド』以来、心底ハマれるドラマに出逢えないでいる。そんななかでも、特にお勧めなのが『ハウス・オブ・カード 野望の階段』だ。

野心的な政治家フランシスが自分を裏切った大統領を失墜させ、自らが、その座に就くまでの緻密な謀略が描かれる作品だ。ハリウッドで主流になりつつある、全シリーズを一挙に配信する ‟一気見” を始めたのも本作だ。とにかく、配信元Netflixの斬新な戦略自体が、本作のストーリーを彷彿とさせるものがある。

第5位:『ブレイキング・バッド』“ウォルター・ホワイト” の素顔に迫るPart1!! 「テレビドラマをアートに変えた俳優8人」に選出!

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第5位に選んだのは、『ブレイキング・バッド』で主役ウォルター・ホワイトを演じた、ブライアン・クランストンの素顔だ。本作の出演キャスト40人ほどの背景や経歴をリサーチして記事にしてきたが、最後の最後にトリを飾ってもらったのがブライアンだ。

‟20年に1本出るか出ないか” と言われたほどの最高傑作『ブレイキング・バッド』を引っ張って来た、大黒柱である彼の名演あってこそ本作は成り立っている。2016年は、この作品以上に入れ込めるドラマに出逢うことを願いたいものだ。

平凡な日常生活を忘れさせてくれるのが、ワクワクするようなエンターテインメントである。2016年は、一体どんな作品が飛び出して来るのか大いに期待したいと思う。

参照元:Instagramハウス・オブ・カード 野望の階段 – オフィシャルサイト
執筆:Nekolas
★こちらもどうぞ → ロケットニュース24記者みんなの「私的ベスト2015」

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オリジナル記事: 【私的ベスト】記者が厳選する2015年のお気に入り記事5選 〜Nekolas編〜
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『ブレイキング・バッド(Breaking Bad)』出演者のInstagramユーザーまとめ

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末期癌(がん)を宣告され、家族に遺産を残すためにドラッグの精製に手を染た温厚な化学教師が、闇の世界でのし上がっていく姿を描いた衝撃作『ブレイキング・バッド』。(以下『BB』)

そんな、海外ドラマ史に金字塔を打ち立てた傑作の出演俳優が、どんな生活を送っているのか気になるファンは多いのではないだろうか。そこで、『BB』出演者の素顔が覗けちゃう画像共有サイトInstagramのアカウントを、まとめて紹介してみたいと思う。ぜひとも、彼らの日常をご堪能あれ!

その1:ウォルター・ホワイト(ブライアン・クランストン)

Instagram Photo
真面目な教師だったウォルターは悪の世界に踏み込んだことで、殺人もいとわない裏の世界の大物 ‟ハイゼンベルグ” へ変貌を遂げていく。ブライアンの投稿数は少なめだが、全て『BB』関連の画像で構成されている。
https://www.instagram.com/bryancranston_official/

その2:ジェシー・ピンクマン(アーロン・ポール)

Instagram Photo
ウォルターの元教え子で、彼のドラッグ精製の相棒となるジェシー。愛妻家としても知られるアーロンは、奥様とのラブラブ写真やレッドカーペットなどの様子を投稿している。
https://www.instagram.com/glassofwhiskey/

その3:ハンク・シュレイダー(ディーン・ノリス)

Instagram Photo
ウォルターの義兄で麻薬捜査官のハンクは、最後にはウォルターの正体を知り、追い詰めていく立場になる。ディズニーランドでポーズを取るお茶目な写真や、『BB』撮影現場やキャストとの記念写真もあるぞ!
https://instagram.com/deanjnorris/

その4:マリー・シュレイダー(ベッツィ・ブラント)

Instagram Photo
ハンクの妻で看護師のマリーは、銃弾に倒れて歩行困難になった夫を支える献身的な女性。投稿には、『BB』キャストと演技賞授賞式で写した写真や、他の作品の出演者との集合写真などがある。
https://instagram.com/betsybrandt/

その5:ウォルター・ホワイトJr.(RJ・ミッテ)

Instagram Photo
ウォルターの息子で、脳性麻痺を患っているため松葉杖をついているジュニアは、超イケメン! 父がドラッグ精製をしていることを知り、最後には絶縁状態になってしまう。投稿には旅で訪れた景色の写真が多く、女性ファンは、「男前なんだから自撮り写真をたくさん載せてほしい!」と思ってしまいそうだ。
https://www.instagram.com/rjmitte/

その6:ガス・フリング(ジャンカルロ・エスポジート)

Instagram Photo
表向きは実業家だが、裏の顔は米南西部を牛耳るマフィアのボス。ウォルターとドラッグ ‟ブルーメス” の取引をするが、ウォルターが作った自家製爆弾でフッ飛び命を落とす。自宅のクリスマスツリーの前でポーズを取ったりする、プライベートなジャンカルロの素顔を垣間見れちゃうぞ!
https://www.instagram.com/thegiancarloesposito/

その7:バッジャー(マット・ジョーンズ)

Instagram Photo
ジェシーの仲間で、ブルーメスを売りさばくドラッグディーラー。シーズン1から登場して、最後まで生き残った数少ないキャストの一人。最近、マットには赤ちゃんが生まれたようで、キュートな息子の写真がいっぱいだ。
https://www.instagram.com/mattjonesisdead/

その8:ジェーン・マーゴリス(クリステン・リッター)

Instagram Photo
ジェシーの恋人でジャンキーのジェーンは、ドラッグの過剰摂取で命を落としてしまう。美人女優のクリステンは、雑誌に掲載された自分の写真やペットのワンちゃんの写真が多数。男性ファンは目の保養になること間違いナシだ!
https://www.instagram.com/therealkrystenritter/

その9:カルメン・モリーナ(カーメン・セラーノ)

Instagram Photo
ウォルターが勤める高校の美人校長で、彼女にキスしようと血迷ったウォルターを一喝する姿が印象的だった。化粧品会社の社長でもあるカーメンは、女友達と楽しそうに過ごしている写真が多い。
https://www.instagram.com/carmenserano/

その10:アンドレア・カンティージョ(エミリー・リオス)

Instagram Photo
ジェーン亡き後に、ジェシーが交際したシングルマザー。ジェシーへの見せしめのため、ウォルターの右腕的存在となったトッドによって射殺されてしまう。友達と遊園地で遊ぶエミリーや家族写真など、プライベートな画像が満載だ。
https://www.instagram.com/emily1loverios/

その11:ヒューエル(ラヴェル・クロフォード)

Instagram Photo
ウォルターが雇った、悪徳弁護士ソウル・グッドマンの事務所の用心棒。ハンクに連れて行かれた隠れ家に取り残されたシーンが最後だったため、「今でもヒューエルは隠れ家で待っている」とファンの間で冗談のネタになっている。相撲取りのような巨漢だが格闘技をしているようで、道場での練習現場を写した写真もあるぞ!
https://www.instagram.com/lavellsthacomic/

その12:ヴィクター(ジェレマイア・ビツイ)

ガスの手下でウォルターとジェシーの監視役をしていたが、ガスにカッターナイフでのどをカッ切られるという、ムゴい最後を遂げる。ジェレマイアのアカウントは非公開になっているので、フォローしたい人はリクエストを送ろう。
https://www.instagram.com/jeremiahbitsui/

その13:マルコ・サラマンカ(ルイス・モンカダ)

Instagram Photo
マルコは、キレ具合がハンパないギャング、トゥコのいとこで、ターミネーターのようにハンクを追い詰める残虐な殺し屋だ。演じるルイスは、『BB』の前日章を描くスピンオフ版『ベター・コール・ソウル』にも同役で出演している模様で、最近の投稿にはその撮影現場の写真が多い。サラマンカブラザーズの片割れ、レオネルを演じたダニエルはInstagramをやっていないようだ。
https://www.instagram.com/luis_moncada/

その14:カビー(ビル・バー)

Instagram Photo
ソウル・グッドマンの手下でヒューエルの相棒でもあるカビーは、ソウルやウォルターの妻スカイラーの依頼で、どんな仕事もこなしてしまうフィクサー的な存在だ。ビルのアカウントの投稿は少ないが、自分が作った料理や所有している車の写真などがある。
https://www.instagram.com/wilfredburr/

その15:コンボ(ロドニー・ラッシュ)

Instagram Photo
ジェシーとバッジャーの悪友で、ガスの縄張りを荒らしたため、ドラッグを密売中に射殺されてしまう。俳優業のかたわらラッパーとしても活躍するロドニーは、音楽関係の画像や動画の投稿が多く、アカウントのノリがヒップホップである。
https://www.instagram.com/therealrodneyrush/

その16:クレイジー8(マックス・アルシニエガ)

Instagram Photo
ドラッグのメタンフェタミンを流通させているクレイジー8は、ウォルターが作る ‟ブルーメス” のレシピを聞き出そうとして監禁されてしまう。ウォルターが、一番最初に殺した人物がクレイジー8だ。『ベター・コール・ソウル』にも出演しているマックスは、その舞台裏や趣味でやっているボクシングなどの写真を投稿。投稿数も多いのでファンは要チェックだ!
https://www.instagram.com/maxarciniega/

その17:ゴンゾ(ヘスス・ペイヤン)

Instagram Photo
トゥコの手下であるゴンゾは、自動車解体所でトゥコに撲殺された相棒ノードーズの遺体を片付けている時に、上から落ちてきた車に腕を挟まれ出血死。2メートル近い巨漢を誇る彼のアカウントは、ボクシングのトレーニング風景や自分で描いたイラスト、自撮り写真で彩られている。
https://www.instagram.com/jesusjr420/

その18:トルトゥーガ(ダニー・トレホ)

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麻薬取締局の情報提供者でハンクに協力していたトルトゥーガは、殺害された後、生首をカメの甲羅に乗せられて爆破されてしまう。超コワもての容姿を武器にハリウッドで超売れっ子となったダニーは、レッドカーペットやテレビ出演の様子を多数投稿している。
https://www.instagram.com/officialdannytrejo/

その19:スプージ(デヴィッド・ユリー)

Instagram Photo
スキニー・ピートからブルーメスを奪ったスプージは、ドラッグを奪い返しに行ったジェシーの目の前で、ハイになった妻が倒したATMマシーンによって頭を押し潰されて即死。アーティストとして個展を開いたこともあるデヴィッドは、旅行先の風景やペット、興味を引いた広告やデザイン、料理などの画像が投稿に目立つ。
https://www.instagram.com/davidury/

その20:エラディオ(スティーヴン・バウアー)

Instagram Photo
メキシコの麻薬カルテルのボスでガスの恋人を射殺したエラディオは、ガスが設けた会合の場で、毒を盛った酒を飲んで毒殺される。還暦を迎えたスティーヴンの恋人は20代らしき美女で、彼女とのラブラブ写真が満載! その他にペットのウサギや趣味のギター、乗馬を楽しむ様子もアカウントで垣間見られる。
https://www.instagram.com/thestevenbauer/

その21:ゲッツ捜査官(DJクオールズ)

ジャンキーとして組織に潜入捜査していた捜査官のゲッツは、ジェシーの仲間バッジャーをしょっぴく役で登場。彼はアカウントを持っているが、今のところ投稿はゼロなので、今後のアップデートに期待したい。
https://www.instagram.com/theonlydjqualls/

その22:ベネチオ(カルロ・ロタ)

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メキシコで、ガスのメス・ラボを仕切る男。ガスによって、メキシコのメス精製所に連れて行かれたジェシーからブルーメス精製の手ほどきを受けるが、ジェシーほど高純度のドラッグを作れなかった彼は、用なしとなり殺害されてしまう。55歳のカルロにはかなり年下の奥様がいて、息子とのほのぼのファミリータイムを写した画像が多数。
https://www.instagram.com/carlodanterota/

普段、知ることのない俳優の生活ぶりを覗けちゃうInstagramをフォローしていたら、お気に入り俳優を身近に感じることができるに違いない。気になる人がいたら、即チェック&フォローしちゃおう!

参照元:Instagram @glassofwhiskeyIMDb(英語)
執筆:Nekolas

田舎町のスーパーの地下でドラッグ精製所が発見される / まんま海外ドラマ『ブレイキング・バッド』の世界

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世界中で大旋風を巻き起こし、日本でも大きな話題となった海外ドラマ『ブレイキング・バッド』。余命いくばくもない化学教師が家族に遺産を残すため、専門知識を活かしてドラッグの一種メタンフェタミンの精製に手を染め、闇の世界でのし上がっていく異色作だ。

ドラマの登場人物は、キャンピングカーや家の地下でドラッグ精製に勤しんでいたが、作品を地で行くかのように、米スーパーマーケットの地下でメタンフェタミンの精製所が見つかったというのだ!

・ウォルマートの地下からメスラボが発見される!!

地下3.6メートルの場所でメタンフェタミンの精製所が発見されたのは、米ニューヨーク州バッファローの大手スーパーマーケット、ウォルマートの駐車場だ。

地元警察署が防犯パトロールで巡回していた際、ウォルマートの地下に張り巡らされた放流トンネル内から、メタンフェタミンを精製する ‟メスラボ” を発見したとのこと。

・メスラボは誰でもアクセスできる状態だった!

放流トンネルからは、ドラッグの精製に必要な化学物資や器具、顔に着用するマスクなどが押収され、瓶に入っていた液体はメタンフェタミンであることが判明。

トンネル内のメスラボは囲いや扉などが設置されておらず、誰でもアクセスできる状態だったため、最悪の場合、トンネル内に進入した子供達がドラッグを手にする可能性もあったという。

・地域住民はショックを隠し切れない様子……

メタンフェタミンの精製時には有毒ガスが発生するため、精製者は防護用マスクを着用する必要があるが、トンネル内のメスラボからは、特に危険なガスなどは発生していなかった模様だ。

メタンフェタミンは、比較的簡単に手に入る材料で、ある程度化学の知識がある者には作れてしまうドラッグだけに、意外な場所からメスラボが発見されることがある。しかし、のんびりとした郊外の街で、しかも、子供連れの家族が買い物に来るスーパーマーケットの地下で、メスラボが発見されたことに地域住民はショックを隠し切れなかったようだ。

事件の捜査官は、ウォルマートの監視カメラに録画された映像を調べ、放流トンネルに出入りしていた人物の身元特定に急いでいる。現在のところは、有力な手掛かりはつかめていないそうだ。

参照元:The Washington Postwgrz.com(英語)
執筆:Nekolas

【マジ行きたい】『ブレイキング・バッド』をテーマにしたカフェがオープン! ビーカーでコーヒーを飲みながらドラマの世界にドップリ浸れちゃうぞ!!

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日本でもカルト的な人気を誇り、世界中で大ヒットした海外ドラマ『ブレイキング・バッド』。末期癌(がん)を宣告された温厚な化学教師ウォルター・ホワイトが、専門知識を活かしてドラッグの精製に手を染め、闇の世界でのし上がって行く姿が描かれる衝撃作だ。

そんな、今でも衰えることのない、本作の根強い人気を裏付けるかのように、『ブレイキング・バッド』をテーマにしたカフェがオープンしたというのだ! 店名といいビーカーで飲むコーヒーといい、ドラマの世界観にドップリと浸れちゃうこと間違いナシだぞ!!

・『ブレイキング・バッド』をテーマにしたカフェがオープン!!

『ブレイキング・バッド』をテーマにしたカフェ、「Walter’s Coffee Roastery:ウォルターズ・コーヒー・ロースタリー」がオープンしたのは、米ニューヨーク州ブルックリンだ。実のところ同店は2号店となり、本店はトルコのイスタンブールに、2016年3月に開店していたのである。

ドラッグとコーヒーは、一見共通点がなさそうだが、シリーズでは、主人公ウォルターの助手となる化学者ゲイル・ベティカーが、ラボで特殊なデバイスを使い、極上のドリップコーヒーを作るシーンがあった。美味しいコーヒーを作るには、豆やその引き具合、温度やドリップにかける時間など、一種の ‟ケミストリー(化学)”が必要である。

・ ‟コーヒーの化学” を追及したカフェ

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そんな、‟コーヒーの化学” を追及したのが、ウォルターズ・コーヒー・ロースタリーなのである。同店では、マグカップの代わりにビーカーを使用し、テイクアウト用のカップは、ドラッグ精製時にウォルターが着ていたジャンプスーツに合わせて、黄色が使用されている。

また、コーヒーをドリップする器具も、ゲイルが使用したデバイスを彷彿とさせるデザインで、至る所に『ブレイキング・バッド』をビジバシと感じてしまうのである!

・近々ドバイに3号店がオープン予定!

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コーヒー豆をひいたりローストするスタッフは、ドラマさながらに防護マスクとジャンプスーツに身を包み、まるでドラッグを精製しているかのよう!

単にドラマをテーマにしているだけでなく、コーヒーの美味しさを追及しているため、『ブレイキング・バッド』のファン意外の人でも楽しめてしまうことは間違いない。そういった点も人気を集めているのか、近々ドバイに3号店がオープンするそうだ。

本シリーズの大大ファンである筆者は、もうメチャクチャ行きたくて仕方がない! 近いうちにオンラインショップもオープンするようなので、バリスタが着ている黄色いパーカーが売り出されたら、絶対に購入するつもりである。

参照元:Instagram @walterscoffee、mental_floss[1] [2]、Walter’s Coffee Roastery(英語)
執筆:Nekolas

【リアルすぎ】これ本当にケーキなの!? 海外ドラマ『ブレイキング・バッド』の ‟あのキャラ” を再現したケーキがマジでスゴい!

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海外ドラマ『ブレイキング・バッド』は、末期癌(がん)を宣告された高校化学教師ウォルターが、家族に遺産を残すため、専門知識を活かしてドラッグ精製に手を出し、裏世界でのし上がる姿を描いた衝撃作だ。

日本でもカルト的な人気を誇っていた本作だが、その登場人物を再現したケーキが「マジでスゴい!」と、ネットで話題を呼んでいるので紹介したい。あまりにも精巧な出来栄えに、思わずナイフを入れるのを、ためらってしまいそうなレベルなのである!!

・‟あのキャラ” を再現したケーキがマジでスゴい!!

『ブレイキング・バッド』の ‟あるキャラクター” の胸像をケーキで再現したのは、米テキサス州オースティンを拠点とするケーキアーティスト、ナタリー・サイドサーフさんだ。

彼女が熟練の技を駆使して作り上げたのは、麻薬王ガス・フリングの部下で、殺し屋のマイク・エルマントラウトである。彼女は、本シリーズのオンエア局だったAMC局のために、特製ケーキの制作に着手。同局が放送中の、『ウォーキング・デッド』シーズン7のプレミア放送の合間に流れる、「Image Spot:イメージ・スポット」というセクションのためにケーキを仕上げたのだ。

・食べるのを躊躇してしまいそうなレベル!

イメージ・スポットとは、アーティストや職人がAMCのドラマシリーズに登場するキャラクターを、フィギュアや料理、絵画などで表現した作品を紹介するコーナーだ。

ナタリーさんが作ったマイクのケーキは、思わずギョっとしてしまいそうなほどソックリで、これが普通の像ならまだしも、ケーキとなると食べるのを躊躇してしまいそうなほどリアルなのである!!

・ネットユーザーも大絶賛!!

そんな、彼女の作品はネットでも大好評で、次のような声がユーザーから寄せられている。

「ブラボー!」
「すごい才能だ!!」
「すごく細かいところまで表現出来ているわね」
「これはスゴいな。怖いほどソックリ!」

マイクは、一見ぶっきらぼうでおっかない感じがするが、孫娘を溺愛する根は優しい役柄だ。とはいえ、いくらケーキでもむやみにかじりついたりしたら、銃をブッ放されてしまいそうである。

マイク役を演じるジョナサン・バンクスは、『ブレイキング・バッド』放送終了後、シリーズの前日章を描くスピンオフ版『ベター・コール・ソウル』に同役で出演中だ。まだ見ていないという人は、『ブレイキング・バッド』を深く理解するうえで欠かせないストーリー展開となっているので、ぜひチェックしてみてほしい。

参照元:Instagram @sideserfcakesLaughing Squid(英語)
執筆:Nekolas

【作家必見】ファン歓喜!! とある自叙伝の著者が「本屋に置いてある自著を手にしてくれた読者のために仕込んでおいた粋すぎるプレゼント」が話題

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海外ドラマ『ブレイキング・バッド』は、末期癌(がん)を宣告された温厚な化学教師ウォルターが、家族に遺産を残すため、専門知識を活かしてドラッグ精製に手を出し、裏世界でのし上がる姿を描いた大ヒット作だ。

そんな本作で、主役ウォルターを演じた俳優ブライアン・クランストンが、2016年10月に、『A LIFE IN PART:ア・ライフ・イン・パート』と題した自叙伝を出版。その自叙伝を、超~粋な方法でファンにプレゼントする彼の行動が、ファンのハートをガッチリつかみまくっているというのである!

・空港の本屋でビッグサプライズが!!

英ヒースロー空港で、ケイト・デ・バンさんとマシュー・ターナーさんが本屋を訪れた時、なにやら本棚の前で、何かを書き込んでいる男性が目に留まったとのこと。

二人は、「どこか見覚えがある顔だな……」と思いつつも、彼が野球帽を目深に被っているので、誰だか良く分からない。そうこうしているうちに、帽子の男性は書き終わった何かを本棚に戻し、二人と目が合うとニコっと微笑んで立ち去ったという。

・ブライアンからファンへのプレゼント!!

一体、その男性が何をしていたのか気になったケイトさんは、本棚に歩み寄り、彼が本棚に戻した書籍を手に取ってみたのだ。すると、それはブライアンの自叙伝で、表紙を開くとそこには次のようなメッセージが!

「私の本に興味を持ってくれてありがとう。この本を君のために購入したよ。本当だ。これは君の本で無料だから、レシートを取っておいて。本を楽しんでくれることを願う。良い日を。ブライアン・クランストン。2016年10月27日11時50分。英ヒースロー空港」

と書かれていたのだ。なんと、ブライアンがファンのために、自腹で購入した本にメッセージを書いてレシートを挟み、サプライズでプレゼントしていたのである!!

・他にもラッキーなファンが、ブライアン自腹払いの本をゲット!

ケイトさんは、帽子の男性がブライアンだったこと、そして、彼の超粋で素敵な行動に驚きを隠せなかったそうだ。レシートの日付と場所がマッチするよう、きちんと購入日などの情報を本に書き込んだ心遣いも、素晴らしいの一言に尽きるではないか!

その他にもラッキーなファンが、ブライアンが自腹で購入したメッセージ入りの本を手にし、ネットで大きな話題となっている。超大スターになっても、こんな痒いところに手が届くようなファンサービスができるなんて、ブライアンの人柄の良さがビシバシと伝わって来るようだ。

ブライアンは、空港の本屋でサプライズを行っている様子である。なので、ファンは空港に行った際、本屋で彼の自叙伝を見つけたら、表紙をめくってみてはどうだろうか。

参照元: indy100(英語)、Twitter @FilmFan1971、‏@makennajean22
執筆:Nekolas

その発想はなかった! 『ウォーキング・デッド』は “ある人気海外ドラマ” の続編ではないかとの説がネットを席巻!!

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超人気海外ドラマ『ウォーキング・デッド』は、ウォーカー(ゾンビ)がはびこる世界を描いたサバイバル・パニックドラマだ。

最近、放送されたばかりのシーズン7第1話のバイオレンス描写が、あまりにも衝撃的すぎると世界中で話題となっている。そんな本作が、「実は、“ある人気海外ドラマ” の続編ではないか!?」との説がネットを席巻しているというのだ!!

・『ウォーキング・デッド』は “ある人気海外ドラマ” の続編!?

『ウォーキング・デッド』が、“ある人気海外ドラマ” の続編ではないかとの仮説を紹介しているのは、動画配信サービスのNetflixだ。ファンの間で囁かれている説をアニメ仕立てで論じた動画で、本作は、海外ドラマ『ブレイキング・バッド』の後の世界を描いたものではないかと解説されているのだ。

確かに両作では、今までにもクロスオーバー的な仕掛けが随所に仕込まれていた。例えば、『ウォーキング・デッド』シーズン2第2話では、『ブレイキング・バッド』の主役ウォルターが作るドラッグ、ブルーメスが登場。

そして、『ウォーキング・デッド』のシーズン1第2話で、主要登場人物グレンが盗んだ赤の車ドッジ・チャレンジャーは、ウォルターが乗っていた車とソックリ! ウォルターが火をつけて爆発させて置き去りにした車を、グレンが修理したのではないかと言われている。

・ブルーメスのせいで人々がウォーカーに!?

しかし、両作はアメリカでの放送局が同じため、製作側がちょっとした遊び心を見せただけだと言えなくもない。ところがファンの間では、ウォルターが精製したブルーメスのせいで、人々がウォーカーになったのではないかとの説が漂っているのだ。

確かに、メタンフェタミンであるブルーメスの使用者の肌は、ボロボロでかさぶただらけになり、それが進行したら、ウォーカーのような状態になってもおかしくなさそうである。

・ガス・フリングが最初のウォーカー!?

そして、『ブレイキング・バッド』でウォルターが対立する麻薬王ガス・フリングが、ウォルターが作った爆弾で吹っ飛ぶシーンを思い出してみてほしい。

ガスの顔半分の皮膚がなくなり、まるでゾンビ、いやウォーカーのような姿になっているのである。もしかしたら、最初のウォーカーはガスだった可能性も考えられるのだ。

『ウォーキング・デッド』は、人気コミックをドラマシリーズ化した作品なので、『ブレイキング・バッド』の続編だとは考えにくいかもしれない。だが、両作が深~く関係しているという視点で見れば、さらにストーリーを楽しめそうだ。

参照元:YouTube
執筆:Nekolas

【待ってた!】ベター・コール・ソウルの「シーズン3」が4月11日からNetflixで配信スタート! 『ブレイキング・バッド』の ‟あの悪役” も登場するぞ!!

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世界中で大旋風を巻き起こし、日本でも大きな話題を集めた海外ドラマ『ブレイキング・バッド』。温厚な化学教師であるウォルター・ホワイトが高精度ドラッグの精製に手を染め、裏世界でのし上がっていく姿を描いた衝撃作だ。

そんな大ヒット作のプロローグ的なスピンオフ作品『ベター・コール・ソウル』のシーズン3が、ほぼアメリカと同時となる4月11日から配信スタート! その予告編には、『ブレイキング・バッド』の ‟あの悪役” も登場しているぞ!

・『ベター・コール・ソウル』ってどんな作品!?

本作の主人公は、『ブレイキング・バッド』にも登場していた悪徳弁護士ソウル・グッドマン。ウォルターが稼いだドラッグ・マネーを管理していた彼の本名はジミー・マッギルで、まっとうな弁護士だった彼が、いかにして悪徳弁護士ソウル・グッドマンへと変貌を遂げるかが描かれる作品だ。

プロローグというだけあって、なんといっても本シリーズの見どころは、『ブレイキング・バッド』のキャラクターが続々登場するところだろう。

・『ブレイキング・バッド』のキャラが続々登場!!

まだ見ていないという人のために、あえて、どのキャラクターが顔を見せているのか公開することは控えておく。だが、筆者と同じく『ブレイキング・バッド』のファンなら、「あ~! 出て来た!!」と思わず画面を見ながら身を乗り出してしまうこと間違いナシである。

そういう意味では、いきなり『ベター・コール・ソウル』を見始めるよりは、『ブレイキング・バッド』を全シリーズ見てから鑑賞することをお勧めしたい。

・シーズン3に ‟あの悪役” が登場するぞ!

そして、4月11日よりNetflixで毎週火曜日に新着エピソードが配信されるシーズン3には、遂に『ブレイキング・バッド』の ‟あの悪役” が登場! 

本家でウォルターを演じた俳優ブライアン・クランストンや、ウォルターの相棒ジェシー・ピンクマン役のアーロン・ポールも出演する気満々のようで、実現する可能性は低くなさそうだ。

シーズン3に突入し、ますます本家に近付きつつある『ベター・コール・ソウル』。とにかく、憎めないチンピラ風な弁護士ソウルの人間像が魅力的で、彼の兄チャックとの超複雑な関係からも目が離せない。とにかくお勧めの必見シリーズなので、まだ見ていないという人は『ブレイキング・バッド』と共に、ぜひチェックしてみてほしい。

参照元:Facebook @Better Call SaulNetflix
執筆:Nekolas


【見逃し厳禁】『ブレイキング・バッド』が好きな人に絶対オススメの海外ドラマ3選

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今までに、幾度となくロケットニュースで取り上げてきた最高傑作ドラマシリーズ『ブレイキング・バッド』。「もう、これ以上の作品は登場しないのでは……!?」と言われるほど評価が高い本作が、2013年に幕を閉じて5年が過ぎようとしている。

あまりにもブレイキングバッドの印象が強すぎて「あれから、あまり面白いドラマに出会っていないな……」なんてボヤいている人のために、『ブレイキング・バッド』が好きな人に絶対オススメの海外ドラマ3選を紹介することにしたい。

・『ブレイキング・バッド』ってどんな作品!?

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まずは『ブレイキング・バッド』についてよく知らないという人のために、簡単にストーリーを説明しよう。主人公は、末期癌(がん)を宣告された高校の化学教師ウォルター・ホワイト。

自分の亡き後に家族が生活に困らないよう遺産を残すため、彼は専門知識を活かして高純度のドラッグを精製。元教え子をビジネスパートナーに裏世界でのし上がっていくウォルターが、温厚な高校教師からキングピン(麻薬王)へと変貌を遂げていく生き様が、衝撃的に描かれる作品だ。

それでは、ここからが『ブレイキング・バッド』が好きな人に絶対オススメの海外ドラマ3選。続けてどうぞ。

・『オザークへようこそ』

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“第2の『ブレイキング・バッド』” と呼んでも過言ではない本作は、会計士のマーティ・バードが主人公だ。ビジネスパートナーの不正に巻き込まれた彼は、家族の命と引き換えにメキシコ麻薬カルテルの資金洗浄に加担せざるを得なくなってしまう。

こうして、一見平和そうに見えるオザークという町へ移ったマーティはレストランやストリップクラブを買い取り、資金洗浄に追われる毎日を送るように。ところがオザークにはドラッグビジネスが蔓延(はびこ)り、命を狙われるわ、カルテルとの関係を疑われFBIの捜査が手が及ぶわで、だんだん立場がヤバくなっていく……というストーリー。

自分の意思でドラッグビジネスを始めた『ブレイキング・バッド』のウォルターとは違い、マーティは完全に巻き込まれ型。だが持ち前の知性と頭の回転の速さで、なんとかピンチを切り抜けていく様子がテンポ良い展開で描かれ、批評家やファンからの評価も上々。シーズン2への更新も決定し、筆者もお気に入りの一作である。

・『ナルコス』

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本作のシーズン1&2では、実在したコロンビアの麻薬王パブロ・エスコバルと、彼を追う米麻薬取締局が繰り広げる激しい攻防戦が描かれる。麻薬で莫大な富を築き大都市メデジンを支配するようになったエスコバルが、敵対するカルテルの陰謀やFBIの猛追により転落の道を辿り、壮絶な最期を遂げるシーンまで一瞬たりとも目が離せない! 

シーズン3は、エスコバルの破滅に伴い勢力を増しつつあった、カリ・カルテルの繁栄と衰退がストーリーの中心に。“ナルコス:麻薬” について描くシリーズは当時のニュース映像や画像が挿入され、ドキュメンタリータッチな作風でリアル感を盛り上げているのも見どころの一つだ。

・『Weed ~ママの秘密~』

『ブレイキング・バッド』よりも前に製作された本作は、まるで主人公の性別を入れ替えただけのような設定だ。夫を亡くした主人公ナンシーは育ち盛りの息子二人を食べさせていくために、意を決して大麻の密売を始めることに。

家族を支えるだけ稼げれば良かったはずが、あれよあれよという間にビジネスが拡大し、果てはメキシコの麻薬王と取引するまでに! 『ブレイキング・バッド』との大きな違いは、こちはら完全にコメディタッチなところ。ナンシーを取り巻く周りの登場人物も相当な変わり者ばかりで、超コッテリな内容をサクサクっと楽しめる作りとなっている。

ちなみに、上に挙げた3作品共にNetflixで視聴可能だ。もし「次は何を見ようかな……」と迷った時に、ぜひ参考にして頂ければと思う。

執筆:Nekolas
イラスト:マミヤ狂四郎

『ブレイキング・バッド』のウォルター&ジェシーがスピンオフ版『ベター・コール・ソウル』に登場する可能性大

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日本で第3次海外ドラマブームの火付け役となり、世界中でも社会現象を巻き起こすほど大ヒットした『ブレイキング・バッド』。放送終了後も人気は健在で、スピンオフの『ベター・コール・ソウル』(以下『ベタコ』)も大ヒットした。

もうすぐアメリカでシーズン4が放送開始の予定の『ベタコ』だが、なんと近い将来『ブレイキング・バッド』の主人公ウォルター・ホワイトと彼の相棒ジェシー・ピンクマンが同シリーズに登場する可能性大のようだぞ!

・本家のキャラが登場しまくる『ベター・コール・ソウル』

『ブレイキング・バッド』は、末期癌(がん)を宣告された温厚な化学教師ウォルターが家族に遺産を残すため、ジェシーと共にドラッグ精製に手を染めて裏世界でのし上がっていく姿が描かれる衝撃作だ。

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そのスピンオフとなる『ベタコ』では、オリジナルにも登場した悪徳弁護士ソウル・グッドマンが、本名ジミー・マッギルを名乗っていた時代が描かれる。前日章となるスピンオフには『ブレイキング・バッド』のキャラクターがガンガン登場し、本家に勝るとも劣らないクオリティで高い評価を得ている。

・ウォルター&ジェシーを『ベタコ』に登場させたい!

本家のキャラが『ベタコ』に登場しまくっているとはいえ、今のところウォルター&ジェシーは姿を見せていない。

その点に関して両シリーズでクリエイターを務めるヴィンス・ギリガンが、米エンタメ情報サイト『Entertainment Weekly』のインタビューに答えた。その内容をまとめたものが以下である。

「どうしても、スピンオフでウォルターとジェシーの姿を見たいね。通りすがりに姿を見せる程度のカメオ出演じゃ満足しない。もう十分に待ったと思うし、2人を登場させるだけの理由が必要だが何とか考えだしたい。もう一度、“よう、ビッチ!(ジェシーの口癖)” って聞きたいからね」

とコメント。シリーズの生みの親であるギリガンが熱望しているのだから、かなりウォルター&ジェシーが『ベタコ』に登場する可能性は高いかも!?

・キャストも出演する気満々!

しかも、ウォルターを演じたブライアン・クランストンとジェシー役のアーロン・ポールも、オファーがあれば即答で出演を快諾するつもりだと答えているから心強いではないか。

とはいえ、『ブレイキング・バッド』の放送が終了してからすでに5年。『ベタコ』はオリジナルシリーズよりも前の時代を描いているため、当時ジェシーは高校生だったはず……。

その時代も中年だったウォルター役のブライアンは問題ないが、来月アーロンは39歳になる。高校男子を演じるには少々老けすぎてはいないか……との懸念はあるものの、その辺はギリガンが上手いこと対処してくれると期待しよう。

・『ベタコ』シーズン4は本家とクロスオーバーしまくり!

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ちなみに『ベタコ』シーズン4は、ますます『ブレイキング・バッド』のストーリーに近づき、さらに両作のクロスオーバーが大きくなるのだとか。ということは、シーズン5でウォルター&ジェシーの姿を目にできる確率は少なくないかもしれないぞ!

『ベタコ』シーズン4はアメリカで2018年8月6日に放送開始予定だ。日本だと、シーズン3がアメリカより1日遅れてNetflixで配信されていたため、シーズン4も同じパターンで同時期に上陸することを願いたい。

参照元:Instagram @bettercallsaulamcEntertainment Weekly(英語)
執筆:Nekolas
イラスト: マミヤ狂四郎

海外ドラマ『ベター・コール・ソウル』シーズン5にウォルター&ジェシーがカムバック!? 二人の登場の仕方4つを推測してみた

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世界中で社会現象を巻き起こすほどの大ヒットとなった傑作海外ドラマといえば、他ならぬ『ブレイキング・バッド』である。そのスピンオフ版『ベター・コール・ソウル』シーズン5に、本家の主人公ウォルター・ホワイトと相棒ジェシー・ピンクマンが登場するのではないかと囁かれている。

そこで両シリーズをこよなく愛する筆者が、どのように二人がカムバックするのか勝手に推測してみることにした。(※本記事には両シリーズのネタばれを含むのでご注意を!)

1.シーズン第1話のモノクロシーンにジェシーが登場!?

『ベター・コール・ソウル』(以下『ベタコ』)の各シーズン第1話の冒頭にはモノクロ映像が挿入されており、このタイムラインは『ブレイキング・バッド』後の世界が描かれているとの説が有力である。

もしジェシーがスピンオフに姿を見せるとしたら、筆者的にはモノクロシーンでしか考えられないのだ。というのも『ベタコ』は本家の前日章となるため、当時ジェシーが年齢的に高校生だったことを考えると、演じるアーロン・ポール(39歳)がモノクロシーン以外で10代の青年を演じるのは少々無理があると感じるからだ。

2.実は死んでいなかったウォルターもモノクロシーンに登場?

そして、『ブレイキング・バッド』でウォルターは最後に命を落としてしまうが、「実は生きていた!」という展開もアリではなかろうか。なにしろ、彼が棺桶に入れられて地中に埋葬されるシーンは劇中に登場しなかったのだから、彼が銃で撃たれた後に救出されていた……という筋書きは不可能ではない。

これなら「ウォルター&ジェシーが一緒に登場!」という展開も考えられ、それにウォルターが生きているなら、『ブレイキング・バッド』の後日章が製作される可能性もあるかもしれない。

3.本当にチラっとだけのカメオ出演

これはちょっと簡単すぎるが、ウォルター&ジェシーが通りすがりの人などでチラっとだけカメオ出演ということもあり得る。だが、シリーズのクリエイターであるヴィンス・ギリガンが、「どうしても、スピンオフでウォルターとジェシーの姿を見たいね。通りすがりに姿を見せる程度のカメオ出演じゃ満足しない」と語っているので、おそらくチョっとだけの出演はなさそうだ。

4.ウォルターがジミーの恋人キムに弁護を依頼!?

『ブレイキング・バッド』で、ウォルターは旧友エリオットと始めた会社「グレーマター」の権利を5000ドル(約55万円)で売却し、エリオットと彼の妻グレッチェンと縁を切ったという過去が明らかになっていた。しかし、それ以前に破格の値段で会社を売ってしまったウォルターが後悔し、ジミーの恋人で弁護士のキムに訴訟の相談をしていたらどうだろうか!?

オリジナルでウォルターとジミーことソウルは関わり合いを持つまで面識がなかったため、『ベタコ』で二人がニアミスするとしたら、これが一番強力な筋書きに思える。

『ベタコ』は、現在Netflixにてシーズン4が配信中だ。『ブレイキング・バッド』のキャラクターが続々と登場して本家とクロスオーバーしまくっていることもあり、ぜひともウォルター&ジェシーがシーズン5に姿を見せることを期待したいところだ。

執筆:Nekolas
イラスト: マミヤ狂四郎

【待ってた】ブレイキングバッドの続編映画が10月に配信! 主演俳優「その前にこの動画を見とけ」

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“人類史上、最高の創作物” ──と、私から言われているアメリカの連続ドラマ『ブレイキング・バッド』。実際、本作はアメリカのみならず全世界で社会現象を巻き起こすほどメガヒットし、当サイトでも幾度となく取り上げてきた。

その続編映画『エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE』が10月11日よりNetflixで独占配信されるぞぅ~っ!! 待ちきれない~っ!! 一体どういう内容なんだよぉぉぉー!! タイッ! タイッ! Yeah!! ……と興奮していたら、あの俳優が意味深なツイートをしていたぞ。コレはつまりどういうことだってばよ……?

・予告映像(1分)の情報量が多すぎて困惑

順を追って説明していくと、まず『ブレイキングバッド』は、温厚な化学教師ウォルターが主人公。末期癌(がん)を宣告されたため家族に遺産を残すべく、その化学知識をフル動員させてドラッグを精製し荒稼ぎするのだが、のちに裏世界でのし上がっていく──という衝撃作だ。

続編映画の『エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE』では、そのウォルターの元教え子で、麻薬精製の相棒だったジェシー・ピンクマン(演:アーロン・ポール)が主人公を演じる。本作は10月11日よりNetflixで独占配信されるが、それに先立って予告編も公開されているゾ。

予告編に登場したのはジェシーの仲間スキニー・ピートで、警察あるいは麻薬取締局(映像の冒頭でハンク・シュレイダーらしき写真が確認できる)の取調室で、尋問を受けている。そしてジェシーの居場所について問われるとスキニー・ピートは、以下のように供述する。

スキニー・ピート「勘弁しろよ。もう500回は言ったぞ。あいつがどこにいるか知らねえよ。どこに向かってるかも知らねえ。北か南か西か東か。メキシコか、月か。検討もつかねえよ。

でもな……たとえ知っていたとしても、教えねえよ。俺だってニュースを見ていたからな。アイツが小さな檻に入れられたのを見たんだよ。メス(麻薬)の調理もさせられていたらしいな。

だから悪いな、俺からは何も言うことはないよ。お前らがジェシー・ピンクマンを檻に戻す手助けをしてたまるかよ!」

 

この予告映像を額面通りに受け止めると、つまりこういうことらしい。

・ジェシーは何かしらの理由で一度、投獄された
・しかも収監先の檻で麻薬精製をさせられていた
・現在は追われている身
・スキニー・ピートは500回も同じことを聞かれている

 

情報量、多っ!!!! というか “檻で麻薬精製” ってどんな状況だよ!? 自由すぎるだろアメリカッ!! あとスキニー・ピートに500回も同じこと聞くな! ハイなのかよっ!!

 

※この先は「ブレイキング・バッド」のネタバレ注意!!

 

・ジェシー役のアーロン・ポールが意味深なツイート

──と、こんな具合にパニックになったのは筆者だけではないだろう。一体どんな映画なんだよぉ、ジェシーに何があったんだよぉぉぉ!? と悶々(もんもん)としていたら、本作の主人公ジェシーを演じるアーロン・ポールが “ある動画” を引用し、意味深なツイートをしていたのである。

 

アーロン・ポール「情報解禁だぜ。(映画が)公開されるまで、この動画を見て備えておいてくれ」

 

アーロン氏が引用したその動画は『ブレイキング・バッド』シーズン3-7『ハンクの苦しみ(英題:One Minute)』の一部だ。ウォルターが150万ドルの分け前を条件に、ジェシーをパートナーに引き入れようとする場面だが、こんなやりとりが交わされる──。

 

ジェシー「……嫌だ。断る」

ウォルター「150万ドルのオファーを断るというのか……?」

ジェシー「違う! 断るのは金じゃない。あんたがお断りなんだよ! もう二度とあんたと関わりたくない! あんたと会って以来、大切にしていたものは、何もかも失った。全て台無しにされ、ボロカスにされて、この世から消え去った。偉大なるハイゼンベルク(※ウォルターの偽名)と関わって以来な。俺はこれほど “孤独” を味わったことはない。俺には、もう何もない! 誰もいない!

ウォルター「…………」

ジェシー「(※中略)なぜ俺が必要なんだ!? 俺の作るメスは粗悪品だと言っただろ。そうだろ!? 俺のメスはゴミ同然だと、あんたは言ったんだよ!」

ウォルター「……君のメスは良質だ。私が作るものと同じぐらい

ジェシー「…………」

 

動画には、孤独に苦しむジェシーが胸の内を爆発させている姿と、ウォルターがジェシーのメス精製技術を評価する様子が描かれている。

アーロン氏がわざわざこの動画をファンたちに示したのは、続編映画につながる大きなヒントが隠されているからであろう。

 

・映画は「ドラッグと孤独の間で苦しむジェシー」か?

実際、この動画を見て私は「なるほど!」と、膝を打った。『ブレイキング・バッド』では なんやかんやあって自由の身となったジェシーだが、所詮は元チンピラである。その後もダークサイドに堕ちっぱなしのジェシーはおそらく何かしらの犯罪に手を染め、逮捕・収監されたのだろう。

しかし、先の予告編でスキニー・ピートは、“ジェシーが檻の中でメスを調理させられていた” と供述している。

つまり、ウォルターもが認めるメス精製技術を持つジェシーは刑務官などにその腕を買われ ”悪用” ──メスの大量生産を強要されたのではなかろうか?(アメリカの刑務所ならあり得る……?)

一方で、“孤独” に苦しむジェシーの再生もこの映画では大きなテーマになるはずだ。 “俺には何もない。誰もいない!” と吐露していたジェシーに、心を通わすことができる人物が現れることになるのだろうか。

・「El Camino」って? アイツらの出演は?

ちなみに映画のタイトルである「El Camino」は、シリーズ最終話でジェシーがウォルターの元から走り去ったときに乗車した車の車名である。

さらにちなむと「Camino」はスペイン語で「道」という意味だそうだ。ジェシーは続編映画でもこの車のハンドルを握り、「堕落の道」あるいは「再生の道」に向かって走り出す……のかもしれない。

このタイトルが意味するところも気になるが、ファンとしてはやはり ウォルター・ホワイト(ブライアン・クランストン)とソウル・グッドマン(ボブ・オデンカーク)が出演するかどうかが最大の関心事だろう。

今のところそういった情報は入ってきていないが、筆者は間違いなく、この2名は出演すると思うぞ(回想であれなんであれ)! ドラマ版の生みの親であり、本作でも監督・脚本を務めるヴィンス・ギリガンは必ずやファンの期待に応えてくれるハズだ。配信される10月11日(金)まで、心して待たれよ!

参考リンク:Twitter @Aaron PaulYouTube
執筆:ショーン
イラスト:マミヤ狂四郎
Photo: Courtesy of Netflix.





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